ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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最高にロマンティック
つまらん。実につまらんかった。
開始から5分がピークであった。
あの壮大なシーンは、劇場で見ることに旨味があるといえよう。
筋書きは非常に退屈で、キャメラワークを楽しむほかなかった。
バアレスク、シカゴにもいえることだが、ミュージカル要素をちりばめたくらいでチープな筋書きのままいけると奢りなさるな。
スクールオブロック、ヘアスプレーのやうなオーソドックスかつ普遍的なストーリーテリングを見習うべきである。
切ない、でも、幸せな気持ちに
ピュアなふたりに、憧れと共感
ミュージカルと、映画と、脚本が、すべて一本で繋がっていて秀逸!今まで観たミュージカル映画は、脚本とミュージカルの表現が、点と点のままに映画でまとめてあるような形だったので、それはそれですが、なんというか、2時間が喉越しなめらかにツルンと飲み込めてしまったかんじ。<たった2時間>に感じる、心地よさです。
ストーリーに関しては、友達から事前に「大学で経営でもなく法でもなく、語学や芸術を学び、就活をしたりしなかったり、働いたとしても銀行や保険屋には絶対に就職しなかったような、私たちのような人間は観るべき」と聴いていたので、まぁたしかに言ってること分かるな……が観終わっての感想。(笑)
序盤は、本当は出逢ったときからお互い恋に落ちていたのに、少しずつ形になっていく二人の関係が、胸をくすぐってキュン。タップダンスのリズムと鼓動の高鳴り、プラネタリウムで空に上がっていく、そして光るスターになる、幸せな二人だけの世界。
中盤は、それぞれの夢と現実のギャップにも共感しつつ、二人の関係性にも共感。恋人だけど、ライバル。自分と同じ志があったから恋に落ちて、恋人だから助け合って高め合えて、だから成功して欲しいけど、本当は自分だって成功したい。夢を追いかけてる姿に恋したけど、それだけじゃ飯は食えない。恋って夢だし、夢は恋なんだなぁという気持ちが、決してチープにならず、ロマンチックに描かれています。
終盤は、切ない。恋も夢も、現実では永遠に続かないということ。夢が仕事になったとき、恋が終わってしまう。あるいは、夢の成功を手に入れたから、恋が犠牲になってしまったのかも。だけど、過去が幸せな思い出になって回想されるとき、恋って現実では終わりがあるけど、夢の中では永遠なんだって思いました。
ジ・エンドだったけど、本当はこれでハッピーエンドなのかもな〜と考えちゃったりしたりしたりしました。
ああ、、、セブかっこいい。もう一度観たい!
バタフライエフェクトを思い浮かべた人もいるはず!
公開時に劇場で見ることができず、ブルーレイでようやく見ることができ...
最初と最後。
ミュージカルって聞いてたから
ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。
映画「ラ・ラ・ランド」(デイミアン・チャゼル監督)から。
大きなタイトルを獲得したミュージカル映画と認識しつつも、
冒頭「車の上で踊るシーン」に違和感を覚えて観始めた。
(いくら演出と分かっていても・・)
メモが増えたのは、ストーリーとは関係ないのかもしれないが、
主人公のひとり「セバスチャン」が、「ジャズ」について、
滔々と語るシーンである。
「サッチモは、与えられた曲を演奏せずに、どうしたと(思う)?」
「(彼は、曲を作らず)、歴史を作った」と胸を張る。
「ジャズは、ニューオーリンズの安宿で生まれた。
言葉の違う人たちが会話するための唯一の方法がジャズだった」と
その発祥地を誇りに思いながら、その醍醐味を伝える。
「ジャズの素晴らしさは、耳だけじゃ分からない。目でみないと。
例えば、彼をみろよ。サックスは今、曲を乗っとってる。
皆が自分の思いどおりに曲を解釈して演奏する。
今度は、トランペットの番だ。そうやって、音をぶつけ合い歩み寄る。
だから、演奏するたびに新しい。たまらなく刺激的だ」
そういった視点で、ジャズを聴いたことがなかったので参考になった。
このフレーズを確認するために「ジャズ・バー」行こうかなぁ。
逆バタフライエフェクト
何度も観れるクオリティ
最初の高速道路でのシーンから、ハッピーに終わる映画だと思わせておいて、とても切ないラスト、、、。
あのとき素直に受け入れていたら、という後悔が、ラストシーンを盛り上げている。もし普通にハッピーエンドだったら、せっかく凝った作りのミュージカルシーンも心に残らなかったかもしれない。
この結末だからこそ、何度も観たくなる映画だと思う
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