ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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リアルさが良い。
アメリカ留学中、ダウンタウンの小さな映画館で観ました。思い出の映画です。 音楽や衣装が素晴らしく、ミュージカル作品が好きな私はとてもハマりました。お気に入りナンバーはAudition。主人公の1人ミアが最後に力強く歌う、とても印象的な歌です。何と言っても芸術の大切さを訴えてるところに、ハッとさせられました。 ロサンゼルスでエンターテイナーとして成功することの難しさや辛さがリアルに描かれていて、そこがとても良かった。何度も見たい映画です。
楽しくて可愛くて切ない。
ポップで可愛いお話かと思いきやラストは思いがけず切ない展開。
「秒速5センチメートル」(私はこの作品も好き)みたいなラストだなって思った。
セブによるミラとの幸せな未来ifのイメージが相まってすごく切ない。
でもミュージカルみたいな演出が楽しいし、1カット1カットがお洒落で可愛かった!
序盤にミラが着ているたくさんのカラフルなお洋服たちもすごく可愛い。
風景の切り取り方と色彩が素敵だったなー。どんなカットにも差し色みたいにカラフルな色が配置されてて。
音楽もまた素敵だったなー。この監督さんは前作「セッション」も観たけど音楽を物語の核に近いとこに置いて、効果的に取り入れてる。サントラ聴きたくなった。
ミュージカルにラブストーリー、食わず嫌いを反省した
普段なら絶対に手を出さないジャンルだが、これだけオスカーを受賞したとの話題に踊らされ観てみた。 結果は、恋愛ものだ、ミュージカルだと、毛嫌いしていた自分の考えを改めるほど心に響く作品であった。 夢をそれぞれに追う男女の物語だが、効果的に音楽を活用して、表現と感情が直感的に伝わった。 現代を舞台にクラシカルな表現だが、それが作品の中にもでてくる伝統を守るための革命という部分と相まって、傑作へと昇華させている。 決して超美人ではないエマストーンと哀愁漂うゴズリングが絶妙な配役で二人の演技にも釘付けになった。 ラストの表情は心を奪われた。
出逢わないよりは。
たとえ、幸せじゃなくなろうと。
たとえ、一緒になれなくても。
たとえ、ひどい毎日だろうと。
たとえ、つらい別れだったとしても。
出逢わないよりは、出逢って去られたほうが良い。
人生の彩りは、人との関わりの深さで描かれる。もう二度と会わない。もう二度と会えない。戻れない過去でも、振り返る過去として、美しく輝き続けてくれる。
だから、前に進めたんだと、生きていられるのだと。あなたと出逢えたから、こんな自分になったんだ。たとえ、この先の人生で交わることがなかったとしても。たとえ、二度と会えなくても。
出逢わないよりは、出逢って去られたほうが良い。
動物が求愛行動する映画
評判よい理由はまあ納得。 圧倒的なオープニングのワンカット?ショットから予感されるように、映画としての技術が総じて非常に高い。 内容は「ハリウッド映画」そのものなので好き嫌いが別れるかもしれないが、この技術を観るだけでも価値があると感じた。 ラブストーリーは2人が惹かれあう理由が腑に落ちないと感情移入しにくいのだけれど、素敵なミュージカル的シーンが挿入されると理由がなくても受け入れられてしまうなあと思った。 感情が直接的に持って行かれる感じ。 歌やダンスは動物の求愛行動の古からの1つの型であったことを改めて意識。 そんな、ミュージカルの持つ力が感じられる映画だった。
ストーリーは陳腐
退屈である、、主演二人のダンスも 美しいとは思えない。 リアリティのない演出、売れない 役者がプリウス乗るか? ラストの回想(?)シーンも無駄な 演出に思える。 とまれ、どこに何に感動したらいいのか解らない。
最高にロマンティック
夢を追う2人の恋の始まりと終わりを歌と音楽で盛り上げていく。 正直、ロサンゼルスなんて行ったこともないし景色も知らないので、そこの感動はわかりません。 けど夢を追いかけている中で誰かと惹かれあったり、ぶつかったりする、という経験がある人はいるんじゃないかな。 すべてを肯定する映画だったと思った。
つまらん。実につまらんかった。
開始から5分がピークであった。
あの壮大なシーンは、劇場で見ることに旨味があるといえよう。
筋書きは非常に退屈で、キャメラワークを楽しむほかなかった。
バアレスク、シカゴにもいえることだが、ミュージカル要素をちりばめたくらいでチープな筋書きのままいけると奢りなさるな。
スクールオブロック、ヘアスプレーのやうなオーソドックスかつ普遍的なストーリーテリングを見習うべきである。
切ない、でも、幸せな気持ちに
切ないラスト、でも、哀しくない。幸せな気持ちになります。 ワムにジェームズディーン、セロニアスモンク…、40代にはキャッチーなキーワードが色々と。懐かしい気持ちにもなり。 ミアの細くてで真っ直ぐな足と、洗練されていくセブもステキです。
ピュアなふたりに、憧れと共感
ミュージカルと、映画と、脚本が、すべて一本で繋がっていて秀逸!今まで観たミュージカル映画は、脚本とミュージカルの表現が、点と点のままに映画でまとめてあるような形だったので、それはそれですが、なんというか、2時間が喉越しなめらかにツルンと飲み込めてしまったかんじ。<たった2時間>に感じる、心地よさです。
ストーリーに関しては、友達から事前に「大学で経営でもなく法でもなく、語学や芸術を学び、就活をしたりしなかったり、働いたとしても銀行や保険屋には絶対に就職しなかったような、私たちのような人間は観るべき」と聴いていたので、まぁたしかに言ってること分かるな……が観終わっての感想。(笑)
序盤は、本当は出逢ったときからお互い恋に落ちていたのに、少しずつ形になっていく二人の関係が、胸をくすぐってキュン。タップダンスのリズムと鼓動の高鳴り、プラネタリウムで空に上がっていく、そして光るスターになる、幸せな二人だけの世界。
中盤は、それぞれの夢と現実のギャップにも共感しつつ、二人の関係性にも共感。恋人だけど、ライバル。自分と同じ志があったから恋に落ちて、恋人だから助け合って高め合えて、だから成功して欲しいけど、本当は自分だって成功したい。夢を追いかけてる姿に恋したけど、それだけじゃ飯は食えない。恋って夢だし、夢は恋なんだなぁという気持ちが、決してチープにならず、ロマンチックに描かれています。
終盤は、切ない。恋も夢も、現実では永遠に続かないということ。夢が仕事になったとき、恋が終わってしまう。あるいは、夢の成功を手に入れたから、恋が犠牲になってしまったのかも。だけど、過去が幸せな思い出になって回想されるとき、恋って現実では終わりがあるけど、夢の中では永遠なんだって思いました。
ジ・エンドだったけど、本当はこれでハッピーエンドなのかもな〜と考えちゃったりしたりしたりしました。
ああ、、、セブかっこいい。もう一度観たい!
バタフライエフェクトを思い浮かべた人もいるはず!
BDにて観賞。 セッションでこの監督のセンスに脱帽し、惚れ込みました! かなり期待して観賞し、ラストはまじかよ!って言ってしまいましたw この監督は裏切るのが好きですねーw セッションの時も裏切られまくりましたw 音楽が抜群にいいのと、長回しの映像が凄まじく美しい!(フォーカスマンの方の技術がすごすぎる) 楽しさと、切なさの入り混じったなんとも言えない気持ちにさせてくれる映画です。 きっとオープニングシーンとラストシーンは何度も見返すはず! ぜひ大音量で観賞してほしい!
公開時に劇場で見ることができず、ブルーレイでようやく見ることができ...
公開時に劇場で見ることができず、ブルーレイでようやく見ることができました。プロジェクターで見ましたが、往年のジーン・ケリーやフレッド・アステアが隆盛を極めた黄金のミュージカル時代の映画に対する監督のオマージュを痛いほど感じました。この映画を酷評する人は真の映画ファンとは言えません。 これを見た人はぜひ昔のミュージカル映画を見てください、新たな発見があると思います。 City of starの旋律が頭を離れない今日この頃です。(^-^)
最初と最後。
この映画の魅力はオープニングとエンディングの歌とダンスにあると思います。タイトルシーンまでにここまで感動しきった映画は珍しいです。 普通あんなことやろうと思わないし、できない。監督の才能がほとばしっていました。
ミュージカルって聞いてたから
なんか勝手にハッピーエンドを期待していた。 途中から雲行きが怪しくなってきて、おいおいと思ってたらあのオチ。見た後なんかがっつりテンション下がった。ミュージカル感も薄くて、途中ちょっと長いなーと思う場面もあったけど、全部最後への前フリだったのね。 バーでライアン・ゴズリングがピアノ弾き始める前の表情が寂しそう過ぎてヤバかった。 夢を叶えるには何かを犠牲にする覚悟がないとダメなんすねぇ。にしても2人とも夢を叶えたにしては、ちょっと幸せの温度差あり過ぎだろ!男の方めっちゃ夢見て引きずってる! でもまぁ、男ってあーなりがちだよなぁと。笑って頷くしかないよなぁと。とても寂しい気持ちになりましたとさ。
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