「新たなボクシング映画の金字塔」サウスポー サリョウさんの映画レビュー(感想・評価)
新たなボクシング映画の金字塔
ジェイク・ジレンホールのあまりの肉体改造ぶりにステロイド使用疑惑まで出て、海外の情報解禁時から楽しみにしていた作品。
ジェイク主演がレイチェル・マクアダムスがヒロインってだけでも見に行く価値があるが、フォレスト・ウィテカー、ナオミ・ハリス、そしてこの年でトニー賞受賞者という新星ウーナ・ローレンスら演技派キャストたちが脇を固めている。
一度どん底に落ちた男の再生の物語、というと王道すぎる。
が、キャストの演技力、ジェイクとフークア監督の半年にも及ぶトレーニング、実際のボクシング経験者を相手にしたファイトシーンなど、徹底したこだわりが、他とは違った素晴らしいボクシング映画を生み出した。
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