最後まで行く(2014)のレビュー・感想・評価
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韓国映画らしいドキドキハラハラの連続
初見。
今回シネマートで上映していたのは、(たぶん)日本でのリメイクが上映間近だから。日本でリメイクしたとかどうでもよくて、鑑賞しようと思ったのは単純に予告編を見て面白そうだったから。
奥田英朗とかの小説で描かれる、「運の悪い人」を描いたクライムサスペンス。運の悪さはもう最上級。母親が亡くなった日に警察の監察が来て、それを隠蔽工作するために急いでいたら人を轢き殺してしまう。ここからゴンス刑事がとる行動にちょっと笑ってしまう。これ、日本では設定変えるんだろうなと。ほら、日本のお墓はね、あれだし。
その後も、強請ってくるやつが現れて、仲間も気づいてって、どんどん追いつめられていく。後半にかなり驚くシーンが待ち受けていた(どっちもドーンってやつ)。ドキドキ、ハラハラの連続。いやぁ、韓国映画ってこういうクライムサスペンス作るの本当にうまいよな。
ラストの評価は分かれるかもしれないが、個人的には全然ありだ。クライムサスペンスってこんな感じでいいと思う。いや、でも。日本映画でこれリメイクできるの?と思ってしまう。どこまで攻めてきたのか楽しみになってきた。
伏線として…
ノンストップ・アクションとして、決して観客を飽きさせない一本であることは、他のレビュアー諸氏が指摘する通りで、評論子も、これに付け加える何ものもありません。
ただ、本作の伏線として、警察組織にまん延している?汚職と手抜きを、監督は痛烈に皮肉っていると言ったら、それは言い過ぎでしょうか。
本作のコメディとしての「ブラックさ加減」というのは、やはり、そこから出ていると思いますので。
その点でも、観終わって、面白かった一本でもありました。
(追記)
「お家芸」だった造船産業を持って行かれ、塗炭の苦しみを味わいました。日本は韓国に。
このうえ、映像産業まで持って行かれたら、どうなっちゃうんでしょうか。
そんなことすら心配になってしまうような一本でもあったと思います。
リメイクに期待
クソ警官と、ヤクザ警官
ほぼノンストップのアクション
想像の上をいく
ヒッチコック味
パラサイトのイソンギュン
イソンギュンが若い!昔からイケメンですが、今のほうが谷原章介っぽいダンディさが出て魅力的です。チョジヌンがめちゃくちゃ怖いけどハマリ役。凄いテーマを扱っているわけでもなく「とある刑事の話」なのですが、優秀な脚本と俳優陣の演技力でとても印象深い作品になってる。ストーリーは笑えるし、ドキドキするし、怖いし、ショッキングだし、あっという間に見終えちゃいます。
韓国映画と言えば、エログロが強めのイメージですが、そういう描写がないのにここまでドキドキしっぱなしの映画はあまりないと思うので韓国映画初心者の人にもオススメの1本です。
主人公が谷原章介に見える
俳優さんの演技に引き込まれた、いい映画だ
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