「【藤井監督の「最後まで行く」を鑑賞して、過去観賞していたオリジナルを再鑑賞した。そして思った事を簡潔に記す。】」最後まで行く(2014) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【藤井監督の「最後まで行く」を鑑賞して、過去観賞していたオリジナルを再鑑賞した。そして思った事を簡潔に記す。】
ー 大分前にキム・ソンフン監督のオリジナル版を鑑賞し、”これ、面白いじゃない!”と思いつつ、年月の流れで細かい部分は忘却の彼方へ。
オリジナルとリメイクを比較するのは意味が無いとは思うが、(だって、夫々に面白かったから。)個人的に感じた違いと思いを簡単に記す。
■藤井監督版を見た際に思ったのが、オリジナル版よりコミカル要素が薄れ、シビアな緊迫感があるシーンが多いな、という事である。
特に、轢き逃げ警官を追い詰める監察官矢崎を演じた綾野剛の狂気漂う姿はオリジナルのパク・チャンミンを演じたチョ・ジヌン(名優である。)を凌いでいると感じたのである。
更にラストも藤井監督版は大きく改編している。岡田さんが演じた工藤刑事は、オリジナルのイ・ソンギュン(この人も名優である。)が演じたコ・ゴンス刑事は、大金を手にするが、藤井監督版は工藤刑事が大金に辿り着いた後が個人的には迫力が有ったと思う。特にラスト、無事逃げ切ったと思った工藤刑事の車を殺した筈の矢崎の不気味過ぎる笑顔を浮かべて追突してくるシーンの物凄さは鮮明に覚えている。
<では、藤井監督版はオリジナルを超えたのかというと、上記したように私はオリジナルとリメイクの優劣をつけるのは意味が無いと思っているので、特に記さない。
だが、キム・ソンフン監督のオリジナル版があってこそ、藤井監督版がある訳で。(更に、仏蘭西、中国でもリメイク作品が制作されている。)
何が言いたいかと言うと、邦画が優れたる韓国映画に触発され面白い映画を作るという正のサイクルが回った事が嬉しいという事が言いたいのである。>
韓国人の方のお話し、面白いです。
そうなんですね、中々シリーズはいけない。
でも納得です。
だって韓国映画レベルたかいですもんね。脚本がまずいいですし、映像その他の映画の作りはハリウッド級ですしね。
(笑)日本映画のあれ、大して興行収入じゃない割に続きますよね。
笑いました。
有難う御座いました!
NOBUさんこんにちは。
ちょっとNOBUさんの言いたいこととは違うかと思いますが韓国をお手本にいい仕事されましたよね。
やっぱり韓国は凄く、もっと真似る?寄せる?参考にして、たまにはシリアスな一面もできるってやつを邦画オリジナルで作って欲しいなーって思ってます。
今回は邦画がコミカルでしたが、韓国はシリアスサスペンス×ユーモアが得意な本家なので、