「わめき過ぎ」いつだってやめられる 7人の危ない教授たち odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
わめき過ぎ
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リーマンショックやギリシャの負債でEUが不景気で大変だった時期、シビリア監督は首席の学者がごみ収集員に身をやつすというニュース記事を読んで本作のアイデアを思いついたそうです。
アメリカでもアポロ計画の終焉で失業した技術者が巷に溢れテレビゲームが生まれたという話を聞いたことがあります。日本でも研究開発費の削減で研究者が職を失う報道は耳にしますし、コロナの国産ワクチン開発の遅れの一因ともいわれていますね。
背に腹は代えられず、特技を生かすといってもゲーム開発ならまだしも危ない薬物商売では褒められた話ではありませんね。
テーマからすれば社会派ドラマなのでしょうが基調は風刺コメディなので役者に学者の知性が感じられないし、終始大声で誰かがわめいているばかり、うるさくて話に入っていけません。
シビリア監督、初の長編映画、ラテン系ならではのハイテンションが喜劇の芝居との理解なのでしょうか、音楽も騒がしい。流石に反省したのか続編では抑え気味になりましたが本作は酷かった。
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