「これぞ復讐劇。全てを失った男の最終局面。」ラスト・リベンジ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ復讐劇。全てを失った男の最終局面。
【賛否両論チェック】
賛:信じてきた組織に見捨てられても、自らの信念のために命を賭け続ける主人公の姿が勇ましい。
否:若干尻すぼまりな感は否めない。愛国主義を問う内容も、賛否ありそう。
「CIAは仲間を見捨てない。」
を信条としてきた主人公が、そのCIAに見捨てられ、残りわずかな人生を自分の信念のために使おうとする姿に、とても感化されるものがあります。ただ、そこにどうしても“愛国心”や“正義”といったテーマが絡んでくるので、やや難しい話になってしまっている感があります。
終わり方もかなり好き嫌いが分かれそうな感じですので、ニコラス・ケイジの勇姿をご覧になりたい方向けの作品かも知れません(笑)。
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