アイアン・ソルジャーのレビュー・感想・評価
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実際にあるんだろうな
って思いながら、自分が子供の立場なら嫌だなやっぱり。
父と母とじゃ、重みが違うと思う。
差別する気は毛頭ありませんが
やっぱり女性は戦場に行くべきでは無いと思う。
区別って必要だと思う。
何でもかんでも同じにする=男女平等、では無いはず。
モナハンさん、素敵でした。
でも、不要な性的描写には、ウンザリ。
これじゃあアクション大作だと思われちゃう・・
アクションぽくしないと観てもらえないからか、パッケージが雰囲気違うの多いですよね~主人公が銃を持ってるパッケージとか多いですよね、そうでもしないと手に取る人が少ないからかな・・パッケージのデザインのせいではなく、そうでもしないと観ない観客のせいなのかな(笑) ミシェル・モナハンのヌードは嬉しいサプライズでした(笑)
女性兵士の宿命。
仕事も子供も大切と思う女性にはとても辛いテーマ。
軍人である女性は、子供を愛したいけど、戦地へ派遣せざるおえない状況戸惑います。
久しぶりの再会に泣き叫ぶ我が子、夫からの冷めた目線。
家庭と仕事の板挟みに押しつぶされそうなっている姿がひたすら辛いです…。
子供からしてみたら、泣き叫びたくなるのは当然のこと。
それを分かっていながらも、仕事を捨てられない彼女の気持ちがとても複雑でした。
二頭追うものは一頭も得ずという言葉がありますが、「どちらも」というのは甘い考えです。
何かを得るには何かを失わなくてはいけませんね。
少年の心が病んでしまわないことを願うばかりです…。
マザー・ソルジャー
このピント外れの邦題で軍事アクションと勘違いさせてしまうが、これは秀作でしょう!
15ヶ月の任期を終え、戦地から帰還した女性衛生兵マギー。
待ちわびた息子と再会するが、幼い息子ポールは懐かず…。
軍人が家族の元に帰って、大喜びで迎えられハグ…。
何の違和感も無い光景だが、それは単なる理想でもあると思わされた。
殊に、物心付き始める時期。
その時期に無い、母の温もり。
空白の期間は大きかった。
さらにマギーにとってショックなのは、ポールが元夫の現恋人に懐いている事。
この恋人が嫌味な女じゃなく、ポールに実の母のように愛情を注いでいる。
半ば強引に息子を引き取る。
駄々をこねる息子。
懐かれない苛々が募り、遂には大声を上げてしまう。
息子の事を誰より愛しているのに、端から見れば虐待する母。
そう見えてしまう光景が痛々しかった。
こういう作品の場合、その後の展開は二つに分かれる。
一つは、2時間じっくりかけて母子の関係修復を描くパターン。
本作は、もう一つのパターンだった。
子供の順応は早いもの。
次第に母子関係は修復されていく。
そして息子の口から“ママ”の言葉。
マギーにも新しい出会いが。
母として一人の女性として生活を取り戻した時、無情であまりにも早過ぎる再出兵の命令が…。
蔓延る男尊女卑を表した劇中の印象的な台詞(ちょっとうろ覚えだが)、「男なら称賛されるのに、女なら悪い母親と責められる」。
「子供より国を選ぶのか」と元夫。
親権すら奪われ、マギーには非常手段がただ一つ。
が、それは上官を落胆させ、チームを裏切るもの。
子供か、任務か。
どちらもマギーにとっては大事なもの。
しかし、どちらかしか選べない。
マギーが下した決断は…!?
ミシェル・モナハンが熱演。
知名度も無く地味な作品故キャリアから忘れ去られるだろうが、間違いなく彼女にとって大きな役。
なかなか濃厚なラブシーンもあり。
言うまでもなく、ポール役の子役は愛らしく。
最後は勿論言えないけど、絶妙な切なさと感動。
いやはや、いい映画だった!
これが未公開だなんて…。
隠れた名作になるかも・・・?
レンタル開始がアメリカンスナイパーと時期が被っていたり、表紙カットやタイトルが単純だったりレビューもほとんど無かった為、正直下手なCGのガバガバストーリー退屈戦争映画なのかなと最初は避けていたんですが、予告編が案外良い感じ?だったのとミシェル・モナハン主演だったので興味本位で見てみました。
いやぁ・・ちょっと予想外でした。
時期的にも内容的にもアメリカンスナイパーと比較してしまうのですがこちらも負けず劣らずというか・・・かなりリアルな兵士の苦悩が描かれており驚きでした。
アメリカンスナイパーでは戦争が与える兵士の苦悩を大きく描いていましたがこちらでは兵士という仕事の苦悩が大きく描かれています。
兵士とは国の為に戦うと同時に仕事でもあるのです。
特に子持ちの兵士の長期派遣は子供にとって大きな精神的ダメージになりやすいです。
子供がダメージを受ければ、戦争のストレス、子供のストレスと様々なダメージが一気に兵士に襲い掛かりそのストレスは子供の倍になるでしょう。
兵士の子育ては仕事と子育てどちらかしか選べない。
世の中願った通りに仕事が進めば苦労はしません。女性という事がこの兵士という仕事の苦悩を更に大きく印象付けています。
全体的にうつな気分になるぐらい辛い場面が多いですが、適度に子供の信頼を取り戻そうという行動による暖かい雰囲気もあり、退屈はしませんでした。
正に鋼の心を持った兵士の話ですね。
そして兵士でなくとも、仕事をする子持ちの親には共感できる場面も多いと思います。
ラストもリアルであれど、映画なので納得の出来です。感動しました。
特に子育てでナイーブな気持ちになっている人におすすめ出来ます。
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