「まだなお脂がのっている俳優ケビン・コスナー」クリミナル 2人の記憶を持つ男 カメさんの映画レビュー(感想・評価)
まだなお脂がのっている俳優ケビン・コスナー
個人評価:3.8
極太な御三方が活躍するスパイアクション。
ケビン・コスナーが年を感じさせないパワフルな演技。90年代のエレガントな時代の雰囲気は微塵もなく、泥臭い囚人役がピタリとハマり、まだなお脂がのっている俳優である事が、ビンビン伝わってくる。
粗野な囚人がエージェントの脳を移植され、次第に凄腕になっていく演出は爽快さを感じる。
ただ、基本となるはずの囚人ジェリコのキャラクター性や意思が、最後は影を潜めていくのはやや不満なストーリー展開。
エージェント側か囚人側か、どちらかのキャラクター性を深く掘り下げての展開が欲しいところ。
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