靴職人と魔法のミシンのレビュー・感想・評価
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なりすまし強盗か詐欺師を容認して良いのか?
息子が父親になって母親と逢瀬をって何か薄気味悪い。
結論は思っていたとおり。もう、終わりと思っていたら、まだ、一時間もある。
他人になりすます事に、どうしたらロマンが感じるか理解出来ない。男が男に変身するって、意図的でなければ、実存主義哲学にもなろうが、キャストを増やすばかりの無駄なストーリー。
過剰防衛の傷害致死まで犯す。
強盗
詐欺罪
傷害致死
不法侵入
ややこしいけど、味気ないファンタジー。
でも、なんとなく結末は分かって、哲学は一切ないこじつけなファンタジー。
アメリカンドリームの形成をファンタジーでと考えると怖くなる。
なんとか陰謀論と言えば、ファシズムは黙っていない。だから、ヒトラーが『100年後に復活する』って言った。この映画はそれを煽っている。
靴職人が魔法のミシンで靴を直すと靴の持ち主に変身するというストーリ...
靴職人が魔法のミシンで靴を直すと靴の持ち主に変身するというストーリー。
靴職人のマックスは変身することにおもしろくなり、トラブルに巻き込まれていく。その危なっかしさにハラハラ。
ちょっとわかりづらい部分もあるけど、変わったストーリーなのでけっこう楽しめました。
彼の靴を履く=みんな違ってみんないい
But to truly a man, you must walk in his shoes.
「だが、彼の立場で考えないと
“彼の靴を履く”のだ」
⇒映画冒頭に語られる靴職人、先々代の主人の言葉だ。
映画のストーリーは、その後子孫たちによって面白可笑しく展開していくのだが、
冒頭のユダヤの言い伝え=【格言】が、鑑賞後にもじんわりと効いてきた。
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僕も、旅先で靴が壊れて困ったことがあった。
最近の靴はラバーのソールを接着してあるだけのお手軽製造だ。釘や縫い糸の出番がない。だから崩壊が始まると一気だ。
カバの口のようにパカパカ開く靴底を引きずり駅中のリペア屋さんへ駆け込む。申し訳なく汚い靴をなんとか治してして頂き、「こんな応急処置ではお金は頂けません」と固辞する店主としばし押し問答で語らう。
たくさんの人とたくさんの靴を、このご主人も見てきたのだろうなぁ。
助かった。あの靴屋さんがなければ僕の旅はそこで行き止まりになっていたわけで。
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ダスティン・ホフマンもユダヤ系の俳優。
「NY は人種のサラダボール」とはまさにこの事。たくさんの靴と、たくさんの持ち主の顔がコラージュのようにスチールされる。
監督が採ったこの技法と意向が、他者の人生とその存在を受容して尊ぶ「靴の格言」に帰結集約されていくのだ。
魔法、ギャング、地上げ、失踪した父親、母親の死と自立・・脚本はとっちらかっていてどのエピソードも中途半端かな?焦点がボケたのは残念。
それでも映画はニューヨーク在住のユダヤ人たちの物語である。冒頭の【格言】に立ち帰るならば、
願わくは、パレスチナ自治区の隣人の靴をも、イスラエル政府は試しに履いてみてくれるように。
エミリアーノの靴履きたい
アメリカの批評家たちはサンドラーに対して一定の追い風を持っている。目立ちたがりだし、癖っぽいし、なんとなく理由は呑める。結局この映画もトムマッカーシー唯一の汚点みたいに言われてしまった。
だけどわたしはけっこう好きだ。理由は、おれもダンスティーヴンスの靴なら毎日履きたいわ──と思ったのが大きい。
ダンスティーヴンスはハリウッドに出たけれど、イギリスでの下積みは長い。イケメンに惑わされるけれど、演技力に裏打ちされた苦労人である。だからこそ、この映画の彼は、中身がアダムサンドラーのダンスティーヴンスにしか見えない。現実にイケメンをしていながら完璧な三枚目を演じてしまえる。巧い!
だから「エミリアーノ」の靴を履いたくだりが、ほとんどこの映画の白眉だった。イケメンが巷のバーでどんな素敵に出会えるか、連れの美女と何ができるか──を映画は再現している。それがなんかむしょうに楽しかった。
グッド!イリュージョン
余り予備知識なく、まるでフラッとミニシアターで見るくらいで見た。が、実際にミニシアターで見たかった。このとてつもない発想と展開、気に入った❗最後は、腑に落ちない感じも?頭空っぽで見て欲しい。人間の性も見え隠れ、演出もいい。
優しさの人が出てる!
見た目は変わっても中身が変わらないことでドキドキハラハラな展開が多く見れた。
最後のシーンでは普通に驚いた。驚きのシーンを最後に持ってくることでもう一度見てみたらまた違う面白さがあるのでは?とかんじた。
変身される役は性格が主人公とで違うため演技するのは難しいと思われるがしっかりと区別され違和感なく見ることが出来た。
貴乃花の息子
最近、金スマで久しぶり見たな〜✨靴職人👞
ただの靴職人繋がりですけどね💦
代々続く小さな靴修理店を営む冴えない主人公マックスが、物置の旧式ミシンで客の靴を修理し、試し履きしちゃったら靴の持ち主に大変身‼️しちゃう話。
別映画「ひみつのアッコちゃん」や「ハンサムスーツ」を思い出す。
展開に面白味はあるものの、他人変身モノなので脚本のオリジナリティも低く無難で多少不満はある。
最後の作戦にも仕掛けビックリ感があればと感じる。
更にピンチの主人公を助ける人間が居るのだが、誰で本当の正体も予想出来てしまうし、、、。
アダム・サンドラーだから面白かったという訳でも無く、誰でも良かったかもw
「無難」と言う言葉がよく似合う映画です。
変身の楽しさが無いな。
(これなら、綾瀬はるか主演の「ひみつのアッコちゃん」の方が好きだな)
魔法のミシンと入れ替わり靴~!
代々続く靴修理店を営む、冴えない日々を送るマックス。
ある日いつものミシンが壊れ、地下室にあった旧式ミシンを使い、靴を試し履きした所…、
何と! 自分の姿が靴の持ち主の姿に!
そのミシンで縫った靴を履くと他人になれるという、魔法かドラえもんの道具か。
冴えない人生を送る主人公が他人になる事で自分の人生を見つめ直すというヒューマン・ファンタジー…ではあるが、
結構トラブル・コメディ色が濃い。
まあ、主演はアダム・サンドラーだし。
いい事もする。
老いた母の為にサプライズをしたり、終盤町のある問題を解決しようと奔走したり。
でも、それらで帳消しにはならないくらい、悪い事も。
羽目を外したくなる気持ちも分からんではないけど、やってる事は犯罪スレスレ。と言うか、本当に犯罪まで犯し…。
トラブルや犯罪に巻き込まれる展開はなかなかハラハラさせ、一応教訓めいた事は描かれているが、最後は全てめでたしめでたしってのがちと…。
『ドラえもん』ならちゃんとしっぺ返しあるのに…。
サンドラーのいつものオーバー演技やナンセンス笑いは控え目。
そこら辺、本作の後に『スポットライト』でオスカー作品賞に輝くトム・マッカーシーの演出が中和。
笑いとしみじみと。
隣で理髪店を営むスティーヴ・ブシェミ演じる友人。
“身内”のように主人公を気にかかる彼は実は…と、驚きの展開ではあるが、読めちゃった…。
ユニークな作品。
でも、潔癖症の人には他人の靴を履くなんてご遠慮だし、日本人では成り立たない。だって、外以外靴は履かないし…。
地味な変身ファンタジー
たいがいの人には変身願望があるらしい、できないことを叶えるのも映画の魅力、ヒーローへの変身物は多いが外見だけ靴の持ち主に変るという設定はユニーク。
透明人間になったら何をしたいかという妄想話は昔からあるが刺激を求めて覗き趣味に走るのが落ちだろう、スパイものでも特殊メークで敵に化けて潜入なんて常道になってしまった。
監督のトーマス・マッカーシーと脚本のポール・サドがたまたま靴の話をしていた折に思いついたらしい、では、どんな人物に変身の力を委ね、どう使わせると興味深いか、魔法の種明かしはどうするか色々知恵を絞ったのだろう。舞台はN.Y.マンハッタンのロウアー・イースト・サイド、監督も脚本家も所縁のあるよく知る地域だそうだが、洗練されたブロードウェイとは真逆の古くから移民たちが移り住み、ユダヤ文化の色濃く残る職人の街である。主人公の靴の修理人マックス(アダム・サンドラー)も最初は興味本位だったものの親孝行に活かしたり悪徳地上げ屋を懲らしめたりと靴ならぬ世直しに奔走する。その姿を認めたかのように失踪したはずの父親(ダスティン・ホフマン)が現れ正体を明かす、フリーメーソンばりの職人ギルドの大物、その後継者に息子を誘うのであった。地味な変身、先の読めない展開でB級映画かとやきもきしたが終わってみればめでたしめでたし(最後の洗濯屋のくすぐりが分からなかったのは悔しい、誰か教えて・・)。
靴職人をリスペクトした内容!!
靴の持ち主に変身するんじゃなくて別人が演じているだけじゃないか、と初めは思ってしまいましたが、話の続きが気になってドンドン引き込まれていきました。テーラーというのは設定だけだった「キングスマン」よりも、靴職人をリスペクトして、その視点や気分を味わえるものになっていたと思います。いつもと変わらない日常で終わって欲しかった気もしますが、面白かったです。
これは面白い!
ファンタジーなのか?
ミステリーなのか?
話の展開がコロコロ変わって行くので、次は何が起こるのかワクワクしっぱなしでした(笑)
途中には殺人事件もあるし、誘拐事件もあるし、心温まる家族愛もある。
短い時間の中にいろんな要素をぎゅっと詰め込んだような、面白いストーリーでした。
秘密のミシンで縫った靴を履くと、靴の持ち主に変身できるという特異体質を得た靴職人。
彼が変身するたびに予想もつかない事件に巻き込まれてしまうのが、とても面白いです!
そして、最後に待ち受ける衝撃の真実に、「ヒェ〜!」と言ってしまうことでしょう…。
足元
足元を見ると、人となりがわかる。4代目の靴職人で生まれた主人公は、お店を継いでずっと靴職人のまま。恐らく階級も固定されたままだし、変化のない人生が当たり前。そんな人が、こんな魔法を使えたらこんな楽しいことないんじゃないでしょうか。自分も含めて。
映画を観るということも、映画を鑑賞している間だけ他の人生を生きられるということです。あり得ないストーリーですが、なりたい他人になるという夢を観させてもらいました。
映画らしいファンタジー
靴で他人の姿になるという演出がなんとも映画らしいなと思う。基本的に面白かった。いつの間にか、どうやって困難を乗り越えるか考えながら観れた。なんとなく見る映画にちょうどいい感じ。
死体になったら体動かないんじゃないかと思った。歴代のお客さんの靴が出るけど、これも死体じゃないのと。殺したり、死んだり、事故ったり、何箇所か、人の死が軽すぎて気になる。
ピクルスがなんだって?、…。
なんだかんだ、魔法のミシン、ほしい。
現代のお伽話
損はしてない/紹介する
オレ 50
一般受け、好き嫌いある
小品
映画通なら言いそう …な佳作とかダスティンホフマンの演技がどうとか。
アカデミー作品賞ノミネート可能性 30%
現代のお伽話。
ラストは、なんかMIB観てるみたいだったなぁ。でも別に宇宙出ません。あくまでも感じね。
お伽話だから、細かいことはあまり考えないで、気持ちよく、雰囲気に浸りましょう。楽しいよ。
始まりが思ったよりも暗い マフィアがどうのはイタリアっぽい そこか...
始まりが思ったよりも暗い
マフィアがどうのはイタリアっぽい
そこから一変してコミカルに(ギャングの靴底を直していた男性の息子に話の焦点が移る)
父は威厳があるけど息子は一貫してコミカル
街の高級化のために追い出されそう それを防ぐ活動の女性
金持ちの黒人男性の靴底を直していたらミシン機が壊れて先代からの古いミシン機を
女性に誘われた集会に行きたかったが、黒人男性を待っていたせいで行けなかった
ためにし直した靴を履いて見たら黒人の男性に!!(お客さん)
古いミシン機で直した靴でないと変身しない
夢中でいろんな靴を直して変身
それからいろんな人に変身して散策
ママの お父さんとのディナーをしたいという願いを叶えるためにパパの靴を治す
なりきったパパとのディナーの翌日ママが他界
ママに墓石を買うために黒人男性の時計を奪うことを画策
バレて格闘中に黒人男性を殺す
翌日 警察に自首
男性は掃除屋に片付けられてて信じてもらえなかった
靴と鞄は店に届けられていた
それを返しに行って片をつける
そこで聞いた話は街を残す活動をしているマンションを焼き払う計画
女ボスを騙して捕まえる
やっぱり隣の理髪師のおじさんがパパだった
靴を治すことは責任があることだと学んだ息子に全てを明かす
本物のジミーはカリブ海
ギャングの靴をどうのってところが伏線で、あの時にパパもギャングに関わった(変身して色々させられてた)から姿を隠していたみたい
ええーー!
劇場で見逃してました。
アダム・サンドラーに、ブシェミに、ダスティン・ホフマン。
こりゃあ、観なくっちゃ。
まあ、履いた靴の持ち主になっちゃうっていう設定が、時として
「この人誰だっけ?」とわからなくなりがちですが。
それを置いておいて、まさかのエンディング。わお!
ヤラレタ。
面白かったです。
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