幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦のレビュー・感想・評価
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映画のメイキングドキュメンタリー
平田オリザによる演技のワークショップ、 映画撮影の現場のことなどが知れて ももクロファンでなくとも楽しめる。 とはいえやはりファン向けの商品化であるとは思うけど。
ももクロちゃんの真剣さが見れた
見て良かったです、本当に真剣に取り組んだ事がよくわかりました。幕が上がるがフィクションだとするとこっちはドキュメントだね。ただ惜しむらくは、テレビでやってた幕が上がるがその前に!と同じとこが多くて別視点があればもっと良かったな。
演劇をまなぶドキュメント
通向けドキュメンタリー。 ファンもしくは映画関係者から好まれる傾向にあるだろう。 演劇をまなぶということ。 頭だけで考えても行動が伴わない。 基礎訓練なのかもしれないとふと思う。ピアノの練習のように。根気よく毎日数時間練習を続ける。毎日毎日。そのように演劇の基礎訓練を経てこそカメラや舞台に立つことができるだけの力が身につくのかもしれない。 偉大な指導者や指導力のある先生に恵まれることは条件の1つではあるが、基礎訓練という前提ありきだ。 先達はどのジャンルにおいても物慣れており、また、自分が指導する立場になると自然と身についた技術を発揮できるものだけれど、黒木華が演技をみせる場面を見た後でももクロのメンバーが一様に「こわくなった」「寒くなった」と言っていたのが先輩の本物に触れた瞬間の感想だろう。 「幕が上がる」本編では、実際に演技という点では高い評価をつけるのは難しい。 何人もの指導者がいても、カメラの前やステージに立つことになれているももクロであっても、演劇はそれだけ奥深いものであったということだろう。 まなぶというものの本質がそこにあって、指導力だけではどうにもならない。経験とは蓄積するものなのだ。からだも記憶する。スポーツやピアノやバレエのように。レッスンによってからだそのものが記憶していく。演劇にもそのような作用がはたらいているのだとおもう。 一般的に仕事で働くときにも同じような法則がはたらいているのかもしれない。 ドキュメンタリーとしては、素の高校生の生活を取り戻しているようなメンバーの姿は微笑ましい。まるでほんとうに部活動にいそしんでいるかのようで。
モノノフ向け
幕が上がる本編は多くの方に見ていただきたいんですが、こっちは完全にモノノフ向けだなぁと思いましたね。 でも、それはそれでいいんじゃないかと。モノノフはいろんな5人をみたいんですから笑 内容もモノノフにとっては十分にいいものになっていますし、お金払って見て損することはないかと(^_^;)
あー、ももクロらしいなーというのが見えて良かった
映画のほうのエンドロールの最後の謎が知りたいがために観にいきました。 この映画の内容は、テレビとかインタビューとか監督の話とかで知っていたことの総集編みたいな感じだったので、 「ああ、あの話はこういう感じなんだなー」 という感じで観てました。 事前情報何も無しで観る人はいないと思うので、みんな同じ感じかと思います。 ただ!ひとつガッカリした点… 下級生役の子たちにももっとスポットを当てて欲しかったです。 先生役の人たちは、ラジオとかテレビで話をしてたりしますが、下級生役の子たちはほとんど情報が無いので、こういうので現場の様子を映してくれないと… 平田オリザさんのワークショップの様子は勉強になりました。 演劇をやるわけではないのですが、こういう考え方、見方の違いは仕事にも活かせます。
青年団ファンですがももクロのよさが理解できました
平田オリザ、青年団のファンなので、冒頭のワークショップのシーンはすごく得した気分になりました。超一流の演劇指導を受けて、ももクロったらすごいラッキーなんだぞーー!と思いながら観てた。 こっちを観てから本編をみてもよかったと思ったくらい。 本編みてるときは、演劇部員とももクロの5人の見分けがつかなくて、途中で、どの人がももクロちゃんなの?とググって確認したくらい疎かったのですが、このメイキングをみて、この五人のそれぞれの個性豊かなキャラクターがわかって、すごく好感もちました。 ももクロが人気あるのが理解できました。やっぱりすごい熱量がある。 その分、このメイキングのレビューも賛否両論ですね。熱烈に愛されてるものというのは、やはり、評価が極端だなぁ。思い入れがあるぶん、言いたいことがでてきちゃう、みたいな。 モノノフ(っていうんだね)にしか楽しめないといってた人もいたけど、そんなことないです。平田オリザファンでも充分に楽しみました。ももクロ好きになりました。
金の匂いしかしない…
幼稚が売りの小娘たちと、それに群がり甘やかして、まさに偶像(アイドル)を作り上げて金を稼ぐ大人の図式が良く分かった一本。 ファンなら良いかもしれないが… いや、それでも酷すぎ!「こんなモン、本編の半券持ってきた人に無料公開しろ!」というレベル。 それでも高い!こんな酷いメイキングも見たことがない。 確かに認める頑張りと努力のベクトルが。 作品や観客ではなく、ふた言目には「ムリ!」「出来な〜い!」と吐かすプロ意識の欠落したももクロに向いているのが良く分かった。 俳優業を舐めるんじゃないよ… そしてメイキングならば。 スタッフ、そして演劇部員を演じた娘たちにもスポット当てようよ!涙 ももクロに悪気はなくとも、とにかく不快。 いや、ワークショップに参加してあのレベルの演技か!? と、ももクロが嫌いになったわ!涙 俳優業をバカにするな! 映画をバカにするな! そんな思いだけが残る作品。 いや、作品ですら無いんだけれども…
映画のメイキング映像を映画館で放映する意味がわからない。
映画ではない単なるメイキング映像を映画館で放映する必要は無いと思った。 この程度のメイキング映像ならBDのオマケの特典映像として付ければ十分だと思う。
映画ではなく、ドキュメンタリー
これは「幕が上がる」の舞台裏をももクロを中心に記録したドキュメンタリーで、映画ではないです。 国立も埋めるような忙しい彼女たちが、映画のためにかなりスケージュールをとって本気でぶつかったという事が分かります。 ただ、テレビでかなり分かっていたり放送されていたりするので、目新しい部分はそれほどありません。 「幕が上がる」を見て本気で良い映画だったと思うなら、見て損は無いでしょう。 ただ映画ではなくドキュメンタリーですから、アイドルに偏見がある方が見るような物ではありません。 そう考えると、劇場公開ではなくDVDの映像特典で良かったかもしれませんが、それを先に見たいという方もいるでしょうから。 自分もアイドルに興味はありませんでしたし多少の偏見もありましたが、彼女たちを知って考えが変わりました。
ももクロの挑戦
私はももクロ自体を一つのドキュメンタリームービーとして、成長物語としてずっと観ている。 今回の「幕が上がる」も、そうしてみると劇中劇になる。 確かにいい映画だった。 でも私にとってはそれに出演する事で、ももクロメンバーが様々な人と出会い、交流し、色々吸収し、そして成長してゆくのを観るのが楽しい。 「幕が上がる、その前に」は、ももクロが初めて「幕が上がる」を観た時や、撮影初日の様子など、色々貴重なシーンが観れて楽しい。 「幕が上がる」をもう一度観たくなる。 「幕が上がる」のレビューを見ると、的外れな批判をしている人がいる。 中にはももクロのセリフが終始棒読みだったとか言ってる人がいる。 その人は本当に映画を観たのか疑わしい。 棒読みというのはEXILEのマキダイ氏や、元AKBの板野友美さんの事を言うのだ。 よく見比べて欲しい。 あと、私だったらよく知らないアイドル主演の映画をわざわざお金を払って観に行かない。 リスクが高すぎる。 時間とお金の無駄になる可能性が高い。 好きでもないアイドルの映画をわざわざ映画館に観に行って、家へ帰ってレビューを書いて批判するという人は、そのチャレンジ精神と、フットワークの軽さを讃えたい。 でも、何かもっと打ち込めるものを見つけて、時間を有意義に使ったほうがいいと思うよ。 「幕が上がる」は良質な映画で、観て損はない映画だ。
ももクロファンの為の記録映像
わざわざこれを選んで観る人はももクロファンでしょうが、そういう人は間違いなく楽しめます。ももクロメンバーの撮影中の表情が見えるドキュメンタリー。 テレビで放送した「幕が上がるのここが熱い」で見所はすでに流されてたのが残念。あのテレビ放送は無い方が良かったな。 それでもテレビ放送は30分これは95分あるのでほとんどが初見です。 これは映画ではないので映画としての点数はつけられません。 ももクロファンなら100点、じゃないなら0 点?かも
モノノフだけが楽しめます
幕が上がるのドキュメンタリーですが 幕が上がるという映画のドキュメンタリーではなく ももクロがどのようにこの映画を撮影してきたかというドキュメンタリーです。 なので、黒木華さんや後輩の女優さんたちには何もスポットが当たらずほとんど登場しません。 また、その他スタッフの撮影風景の様子などもほとんどありません。 ももクロちゃんに関しても、彼女たち一人一人のインタビューであったり、メンバー紹介などもありません。 ももクロとは何か? ももクロのメンバーがどのような性格なのか? 普段の言動や、発言の内面的な意味など ももクロに関するディープな知識を熟知していないと、 かなりの誤解や意味不明な場面も多々出てくると思います。 逆にモノノフであれば素の撮影風景を堪能する事が出来てとても楽しい時間を過ごせます。 そういった事もあり、ももクロのファン以外は見ることをお勧めしません。
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