「楽しさと、寂しさ。」ピッチ・パーフェクト2 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しさと、寂しさ。
歌もスケールも、そして下ネタとファット・エイミーも格段にパワーアップした一本。
派手でとにかく楽しい、某テーマパークのようなライド感。
その分、お決まりのようにストーリーが前作よりもスッカスカなのはご愛嬌か。
前作であれだけ丁寧に描いていたキャラクターが、本作ではほぼ前知識前提で蔑ろ。
数年経った設定なのに、新メンバーが誰も入っていない(前作から更に2度全米1になったグループに)のも不自然で引っかかった。
そしてようやく増えた新メンバーの、その後に対する投げっぱなし感と言ったら。
前作で好感が持てた部分は、今作には正直ない事実は寂しかった。
まぁその分、ガワが派手でなにも考えずに楽しめるようになっているのだが。
エンタメの本場の力で、日本のテレビドラマを作ったような印象の作品。
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