劇場公開日 2016年6月11日

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「告発するまでの勇気、告発した後の試練」シチズンフォー スノーデンの暴露 tokyocinemalogさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0告発するまでの勇気、告発した後の試練

2016年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

連チャンで新宿ピカデリー。
公開初日だからか、8:30のモーニングショーにもかかわらずそこそこの客入り。

この事件、私は正直よく分かっていなかったので(日本でも表面的なことだけ報道していたようだし)、この映画で色々知ることができてよかった。
本編の主役であり、告発したエドワード・スノーデン。見た目も話し方も穏やか(29歳とは思えない落ち着きぶり)で、インタビュー中には時折ジョークも言いますが、そんな彼の内面には「自分が告発しなければ」という使命感が強くあったのでしょう。

それでも見終えた後、思ってしまった。「これだけの犠牲を払って、それでも彼は”告発して良かった”と思っているのだろうか?」と。頭の良い彼は、全てのリスク、想定されることを計算して告発に踏み切っていますが、ラスト近くの彼の表情を観たら、「ああ、相当タフな日々を過ごしていたのだな。。。」と思わされたから。

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洋画fan