「伝記映画だから、大なり小なり、虚飾はあると思う。 あのオーストリア...」黄金のアデーレ 名画の帰還 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
伝記映画だから、大なり小なり、虚飾はあると思う。 あのオーストリア...
伝記映画だから、大なり小なり、虚飾はあると思う。
あのオーストリア共和国もユダヤの人々から『そう思われる』所以があると言うのは少し驚いた。
同時に、日本は中国や韓国からどう思われているのか?少し気になった。
オーストリアはナチスドイツに併合された国で、解放後、永世中立国になった。今現在、NATOにも加盟していない。
だがしかし、正確に言えば、ヒトラーはオーストリア人だし、反ユダヤ主義は今でも根強く残っている。中立と言うが、ある意味、ナチスを払拭していないとも言える。
民族や国で個人を評価することが間違っているのだと思う。つまり、民族の前に階級と言うものがあると思う。マルクス的に言えば、資本家と労働者。反ユダヤ主義が根強く残るのは、資本家にユダヤの人が多いからなのではないだろうか?
ここで間違ってはいけない事は『全てのユダヤ人が、資本家』ではないと言うことだ。
コメントする