「製作スタッフと主演のヘレン・ミランさんに、力いっぱい、拍手を贈りたいです。」黄金のアデーレ 名画の帰還 81。screenさんの映画レビュー(感想・評価)
製作スタッフと主演のヘレン・ミランさんに、力いっぱい、拍手を贈りたいです。
誰にでもある、嬉しい、おいしい、楽しい、気持ちいい、悔しい、を踏みにじってしまうのは、悲しい歴史となってしまうことを、あらためて、思い知らされる作品でした。
また、勝ちを見込めそうもない権威とか権力に怖気づくことのなかった、駆け出しの人や普通の人の頑張りは、普段、根負けしてしまうことが多い私たちにも、元気を与えてくれました。
現在と過去が何度もぶつかり合う、激動の歴史の描写となっていましたが、ふと、米国連邦最高裁判所の首席判事の人なつっこさが、この作品に、知的で落ち着いた印象をもたらしていたような気がします(編集のスゴ技に、脱帽です。)
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