クーパー家の晩餐会のレビュー・感想・評価
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ハッピー!苦しみます♥ジジババが亡くなりゃ、パーになる
ニーナ・シモンは『Love Somebody』か?
ハッピー!苦しみます♥ジジイとババアが亡くなりゃ、家族もそこで終わりになる。兄弟姉妹は他人の始り。
『街の灯り』の映画評論のペーパーブックを突き出し『私怒っているの。結末が悲しすぎる』って言うと『希望と恐れと戸惑いに満ちた顔。これはチャップリン自身の物語でもある。彼は年下の恋人たちに本当の自分を見破られないか怯えていた。しがない大道芸人の自分をね。』って答える。がしかし、答えになっていないと感じるが。
また、そんな事言って良いのだろうか?
『父親を喜ばせる為に“戦争に行く”』と言うのがアメリカ人の戦いの理論なのだろうか?
日本でそんな事言えば、ネトウヨとか言われてしまう。そして、理由に当たる『父親を喜ばせる為』が問題なのではない。
『戦争に行く』が問題なのだ。つまり、戦争とは出かけて行く場所なのだ。アメリカは南北戦争と911と真珠湾以外本土を傷つかれた事が無い。だから、侵略戦争である可能性が高い事になる。
さて、初頭のジジイと少女の話に戻るが、間違いなく、このジイさんはこの少女を性的に『好きだ』と表現している。チャップリンも若い女性ばかり愛していたので、街の灯りをその考えで引用したと思うが、偉大なるチャップリンの映像をそんなおいらくの恋と短絡的に同一視来て良いものだろうか?
こう言った映画はオムニバスにした方が良いね。全く相関関係が理解出来ない。
ちなみに、小説の『ティファニーで朝食を』のホリー・ゴライトリーはアフリカへ行く。オードリー・ヘプバーンのホリー・ゴライトリーは行かないけどね。
温暖化を信じない人は共和党支持者で、保守的って決めつけている。
ゲゲゲのゲである。
エレノアとジョーのパートが好き。 万引きしたエマと警察のパートも好...
エレノアとジョーのパートが好き。
万引きしたエマと警察のパートも好き。
ウェイトレスとおじいちゃんのとこはいい感じにしてるけど、納得できない無理やりに感じた。そして息子とカップルとか、何でもくっつけなくてもいいのにと思った。
味気ない晩餐会
クーパー家は毎年クリスマス、一族全員が集まる。その面子は…
ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン、マリサ・トメイ、エド・ヘルムズ、オリヴィア・ワイルド、アラン・アーキン、ジューン・スキッブ、アマンダ・セイフライドにブレイク前のティモシー・シャラメもいるよ。ナレーションのワンちゃんはスティーヴ・マーティン。
クリスマスの名曲、美味しそうなディナー、ハートフルな群像劇。
しかし何やら雲行きが怪しい。
大黒柱の夫妻は離婚を決めた。皆が集まるのは今年が最後。
妻の妹はついつい万引きを…。
夫妻の息子は失職。
娘は偶然会った男を婚約者に仕立てる。
各々抱える悩みや問題や秘密を隠してディナーが始まる。
が、ずっと隠しおおせる筈がない。
楽しいディナーが、皆の嘘や秘密が次々バレ…。
クーパー家の一大事!
勿論それをドロドロシリアスに描くのではなく、ちょっぴりの切なさやほろ苦さをまぶしつつ、ユーモアや温かさをたっぷりに。
見つめ直す自分。家族の絆。ハッピーエンド。
美味しいディナーをご馳走様!…と満足したい所だけど、何か味気ない。
登場人物もエピソードもこれと言った魅力や面白味に欠け、無味無臭。
強いて言えば、オリヴィアの美貌とアマンダのキュートさ。
最後がちと謎。倒れたおじいちゃんが目を覚ます。再び一つとなり、ダンスを踊る家族の元へ。が、誰もおじいちゃんに気付いてない。実はおじいちゃんは旅立つ前に家族の幸せそうな姿を見て…って事?
クリスマス映画
私はそもそも、無宗教なのにクリスマスにパーティーする日本人なので、この映画でクリスマスにものすごい思い入れを持つアメリカ人の主人公の気持ちはほとんど分かりません。まぁ、日本人にとっての年末みたいな感覚かなって感じです。
家族が集まる最後のタイミングってのを前に、家族それぞれがみんな何かしら問題を抱えて、最終的にははハッピーエンドというのは、あるあるだとは思うけど、見終わったら、ほっこりできたのでよかった。
ええ?!と驚くような事もなければ、涙する事もない、終始軽い目で鑑賞できる楽チン映画でした。
時々セリフにおっ!と思うのですが、見終わった今はもはやそのセリフがなんだったのかも覚えてないという。。。笑
監督がI am Samの監督だったとは知らずに見終えてからビックリ。俳優さん達も素敵な方々が演じているので、軽い気持ちでみたい映画をお探しの方にはお勧め!
私はしかし、8月の真夏になんでクリスマス映画を選んじゃったかなー。クリスマスシーズンにみれば良かったとプチ後悔。
降り積もる寂寥感の中で芽吹く、安易だけど安心感ある群像劇
クリスマス・シーズンを背景に、ある人々の恋と人生と愛と絆を描く群像劇、というとどうしても「ラブ・アクチュアリー」を思い出してしまうが、この映画「クーパー家の晩餐会」により近いのは2005年の映画「NOEL-ノエル-」かもしれないと思う。アットホーム・コメディである一方で、どこかクリスマスに人々が抱える寂寥感を描き出しており、ホワイトクリスマスの温かさよりもしんしんと降りつもる雪の冷たさを感じるような気配がある。
群像劇の宿命かどうかわからないが、どうしても共感できるエピソードとしにくいエピソードとが出てくる。というか、目立つエピソードとそうでないエピソードと言い換えた方がいいかもしれない。結婚生活40年にして離婚を決意した夫婦が中心になってはいるものの、彼らはさほど目を引く力は持っていない。それよりも、老人と心の交流を持つ若きウェイトレスや、偽りの婚約者を連れてクリスマスに帰省しようとする女性、万引きで逮捕された中年女性と彼女を逮捕した黒人警官、といった彼らのエピソードの方がなんだか吸引力があって面白味がある。失業した中年男性やら、キスの下手なティーンエイジャーの初恋なんかがどうでもよく感じるのは観ている側のこちらの精神状態の問題だろうか?
正直なことろいうと、すべてのエピソードひとつひとつはそれほど旨い(上手という意味よりも旨みのあるという意味で)話でもない。いくつものストーリーを重ねることで誤魔化しているような、いくつものストーリーを重ねたことですべてが言い足りなくなったか、いずれにせよ、すべてにおいて浅ましい点は否めない。否めないのだけれど、なんかそんな小難しいことは脇に置いて、クリスマスの時期にちょっとほっこりあったかい気持ちになろうっていう気持ちで見れば、こういうホリデイ・ムービーって貴重だし、やっぱりいいよなぁって心から思う。
いっそ、すべてを同時進行で描くんじゃなくて、オムニバス映画として割り切って区別して描いても良かったかも。そうした方が一つ一つのエピソードをもっと丁寧に描けたし、連作短編小説を読むような感覚で一つ一つの物語を堪能できたかも?と思う。
ていうか、ダイアン・キートンとマリサ・トメイが姉妹、っていくらなんでも無理がありません?
子役の女の子 Blake Baumgartner
ブレイク・バウムガートナー (ダイアン・キートンの孫娘)
登場時の決めゼリフから可愛く、停電後赤いチュチュに着替えてから、ジョン・グッドマンとのダンスまで驚異的な可愛さ。
オリビア・ワイルド (ダイアン・キートンの娘)
嘘がばれないように偽の彼氏と電車の中でお互いの馴れ初めを練るシーンでオリビアのどアップが続く。 オリビアファンならコレだけでも見る価値ある。 本当に美人。 美人はなんだって許される。 たとえ他の客の荷物を蹴り飛ばしたって。
アマンダ・セイフライド (ウェイトレス役)
アラン・アーキンとの会話でどアップが続く。これまた美人。ちなみに店のキッチンで今までアマンダ目当てで通っていたことをアラン・アーキンが告げるセリフで泣ける。周りで聞いてた料理人のおっさん達も涙(笑)
ハッピーエンドで終わるアメリカクリスマス映画。 最後は本当にみんなチュッチュでキャハハで終わるので孤独な自分にはツラい映画。
クリスマスディナーまでの前置きがちょっと長いかなぁ。
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