「ド派手すぎるアクション。問答無用の王道スペクタクル!!」キング・オブ・エジプト 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
ド派手すぎるアクション。問答無用の王道スペクタクル!!
【賛否両論チェック】
賛:盗賊と追放された王子が、いがみ合いながらも次第に友情を育んでいく様が、冒険物語の王道。最新技術を駆使したド派手なアクションや世界観も魅力。
否:フルCG満載の派手すぎるアクションには、好き嫌いが分かれそう。展開等も、ツッコミ始めるとキリがない。
殺されてしまった恋人を救うために、ただただ奔走する盗賊と、始めはそんな彼を利用しようとしていた王子が、やがて固い絆で結ばれていく様子が、冒険モノ映画の王道でステキです。クライマックスでのホルスの決断のシーンなんかが、印象的ですね。
そして好みは分かれそうですが、最新の技術を駆使したド派手なアクションも、古代エジプトの壮大な世界観を見事に表現しています。
ちなみに、一見すると超ツッコミどころが満載な一連のストーリーは、調べてみると一応エジプト神話に沿ったもののようですね。ラーの船なんかも「太陽の船」というそうで、太陽の進行を妨げようとする大蛇・アポピスと戦っているとのこと。その辺りの宗教的なお話も、好みは分かれそうです。
何はともあれ、問答無用のド派手すぎるアクションを、是非劇場で体感してみて下さい。
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