「瞬間の証し」ディーン、君がいた瞬間(とき) グッドラックさんの映画レビュー(感想・評価)
瞬間の証し
どの瞬間も絵になる美しさ、見惚れました。
照れずにセンチメンタルに酔うのも、たまにはいいものです。
伝説の俳優との出会いは、私にとってはジーンズのCMやポスターのカッコよさ、既に伝説の人でした。
観る前は、面差しはむしろロバート・パティンソンの方が似てるんじゃないとか思いましたが、そういう事じゃ無いとすぐわかりました。
1955年に心をむき出しにして生きる青年が、どんなに息苦しく、どんなに魅力的に輝いていたのかを、デイン・デハーンが見事に見せてくれました。
一方、写真家デニスを演じたロバート・パティンソンも繊細な演技が素晴らしかったです。
カメラを離れて語り合う食堂車の場面や、農場最後の日はとても印象深いです。
最近、写真はメモみたいな感覚だけど、それでもその瞬間の証しであることはずっと変わらない。
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