ヒトラー暗殺、13分の誤算のレビュー・感想・評価
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登場人物の魅力ない脚本と演出
逮捕されたゲオルクが最初に回想するシーンが、
スイス時代の湖畔での女の子とのイチャイチャ。
その次の回想シーンも別の女の子とイチャイチャ、
さらに次は旦那のいる女性と不倫イチャイチャ…
ただの女好きの兄ちゃんじゃん。
いや、ひがんでるわけじゃないんだけどね。
他にも共感できる要素を見出せず。
この手の結末が分かってる映画は、
主人公に共感できなかったら終わり。
不倫相手のエルザも自分勝手だったし、
魅力ある登場人物はアルトゥール・ネーベ1人だけだった。
演技の上手下手とかじゃなくて、
脚本上の人物設定・演出の問題。
歴史の勉強だけでは
残念。
この13分の誤算がなかったら…
こんな出来事があったなんて。
誤算がなかったらドイツはどうなっていたのか?
戦争はどうなっていたのか?
日本は…と考えさせられた。
そしてこれは暗殺未遂なのか正義なのか…。
正義であってほしい。
予想と違っていた。
予備知識もなく、タイトルで鑑賞を決めていたので、てっきり、主人公が何処かの諜報機関のスパイで、13分に何が起きたのかというようなストーリーかと思っていた。
全然違っていた。
今も昔も、どこにでもいそうな普通の青年、ゲオルク。
彼の人物像のストーリー。生々しく描かれている。
何が彼を暗殺者にしてしまったのだろうか。
時代が彼を暗殺者にしてしまったとしか言いようがない。
直接的には、影響はないかもしれないが、ナチスドイツ政権が誕生して、これまでと違う閉塞感、知り合い、友人など、彼の周辺に及ぼす影響、また、自由や平和などの宗教的価値観もあるかもしれない。
拷問シーンといい、取り調べのシーンは、特に生々しい。
ヒトラーを暗殺する目的とはいえ、これによって、何の罪のない8人の命が奪われてしまったことは、重罪であることには変わりない。
ナチスドイツ政権下の人びとの様子などに興味があれば、見て損ではないと思うが、気分晴れる映画ではないので、あまりオススメできない。
出演者は熱演!個人的にはなかなかの良作。
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