劇場公開日 2015年10月16日

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「登場人物の魅力ない脚本と演出」ヒトラー暗殺、13分の誤算 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5登場人物の魅力ない脚本と演出

2015年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

逮捕されたゲオルクが最初に回想するシーンが、
スイス時代の湖畔での女の子とのイチャイチャ。

その次の回想シーンも別の女の子とイチャイチャ、
さらに次は旦那のいる女性と不倫イチャイチャ…

ただの女好きの兄ちゃんじゃん。

いや、ひがんでるわけじゃないんだけどね。
他にも共感できる要素を見出せず。

この手の結末が分かってる映画は、
主人公に共感できなかったら終わり。

不倫相手のエルザも自分勝手だったし、
魅力ある登場人物はアルトゥール・ネーベ1人だけだった。

演技の上手下手とかじゃなくて、
脚本上の人物設定・演出の問題。

歴史の勉強だけでは
残念。

島田庵