呪怨 ザ・ファイナルのレビュー・感想・評価
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古典映画
こうやったらええんやろ的な展開のオンパレードでジメッともしない、ハラハラもさせない。これはすでにホラーでは無い。
あと、俊雄くんが成長しすぎてて悲しい。
逆にこのまま成長し続けていただいて、何歳くらいまでホラーでいられるのかチャレンジしていただきたい。
むしろ、俊雄くんが40くらいになった頃、それはそれでホラーの新境地が開けるのでは?
絶対勝てない恐怖。最終章にふさわしい最恐ホラー。
【賛否両論チェック】
賛:容赦のないホラー描写が続くので、恐怖を楽しみたい方にはオススメ。呪いの悲しい元凶にも、切なさが残る。
否:当然ながら驚かせるシーンがメッチャ多いので、苦手な人には絶対不向き。前作の知識も、あった方がイイ。
予備知識がなくても大丈夫そうですが、前作の「呪怨 終わりの始まり」は、観ておいた方が楽しめそうです。俊雄君と伽倻子による言わずと知れた恐怖が、物語を最恐ホラーへと際立たせています。また今回は、驚かせそうでなかなか驚かさない“フェイント”も多いので、よりハラハラします(笑)。
勿論苦手な人には全く向きませんが、親しい人と一緒に、恐いもの見たさで挑戦してみるのがオススメです。
ちなみに本作の主題歌、DOUBLEの「Circle of Life」で、歌詞の最後の「tell me what you want」の「what you want」の部分が繰り返されるんですが、聴いていると「呪怨」と聞こえてきます。意図的だとは思いますが、それもまたかなり怖いです(笑)。
ワンパターンの劣化過ぎ!
始めに申し上げておきたいのは、私はホラー映画を一度も【怖い】と
思って鑑賞した事がありません(爆)
ホラー映画に限った事ではないのですが、【良い映画か良くない映画】かの判断なので、
一般常識とは外れた感覚者の論評となります。ですから参考にはならないかと思いますので、
ご了承の程を。。。
本作は前作『呪怨 終わりの始まり(呪怨リブート版)』の続編にあたり、呪怨シリーズ最終章。
前作がヒットしたお陰か知りませんが、本作ができた訳です。
うーん…学生さんや若い人、怖いけどそういうの好きって人には
【お手軽】に怖いと感じられるんでしょうが、
うちらには、そうは問屋が卸しません。全く以て怖くない。
これはもうコメディです。いや、コメディすらなってないかも。
呪怨シリーズの定番演出はそのまま引き継がれますが、
こういったシリーズものは【工夫、進化】が必要だと思います。
でなければ、シリーズ化の意味はありません。
そういった意味では前作もそうですが、本作も工夫と進化が超不足。
兎に角、驚かせ方がワンパターン過ぎも甚だしい。
観客側にとっては「はい、はい」と言うしかありません。
俊雄のフリがあって伽耶子がオチをつける・・・見飽きました。
俊雄、伽耶子の演出も劣化の一途を辿っていってます。安すぎる。
もっとネチッこくやってもらいたかった。。。
小説を読んだ人には解って貰えるかも知れませんが、伽耶子の境遇はもっと根深いんです!
我が家では伽耶子は【怖い人】では無く【可哀想な人】です。
だからこそ、あれ程の呪怨が生まれていった…
それが、シリーズ重ねる度にその説明もなし。只のお化け屋敷でしかなくなってしまってます。
そもそもリブートする必要があったのか?佐伯家の設定変更の意味は?
リブート1作目で生き残った袴田さんが生きている意味がわからない。
2作目の前フリにしかみえません。前作で死んでください。【呪怨】なんだから。
本作:主人公(平愛梨)は、前作:主人公(佐々木希)の姉という設定のみで動くだけであって、
俊雄との関連性が薄すぎる。単に巻き添え喰らっただけ。
愛梨ちゃんの恋人役である桐山くんもそう。巻き添えです。
それだったら、佐伯家の親戚でのストーリーをもっともっとメインに据えれば良かったのでは?
愛梨ちゃん、もっと良い映画に出て下さい。『20世紀少年』の、
あの生き生きした演技が出来てない。貴女はもっと出来る子です!
桐山くん、菅田くんとの差が開く一方です(涙)。Wファンとしては応援してるんですよ。
リブート1作目も劣化版でしたが、本作は更に劣化版。しかも全然【ファイナル】じゃねぇ!
リブートから入った人には是非とも初期【呪怨】1・2を鑑賞して頂きたい。(OVからでもOK)
そうすれば、本当の【呪怨】が解ってもらえるのではないでしょうか。
観たい方、ブルーレイ・DVD落ちでOKです。劇場鑑賞する価値はありません。
あ、パンフは見開き2ページのみ資料として損はないです。
【呪い続けて17年!呪怨シリーズ全犠牲者リスト】は良い。総勢124名以上!
いやぁ、殺し続けましたねぇ(笑)
本作で「うふ^^」ができたのは俊雄ズのシーンのみ。
後、全編終了後のオマケ予告は大爆笑させてもらいました^^
あれはもう完全に【フレディvsジェイソン】の大パクリですね。
(【フレディvsジェイソン】はコメディホラーとして大評価してます。それが日本版でできるのか?)
しかし、一世を風靡したJホラーの将来は恐ろしく暗いですねぇ…再来は何時になるやら。
それまで我慢ですか><
これは日本に限った事ではありません。海外もそう。
【パラノーマル・アクティビティー】がヒットする意味が解らない。
(1作目自体もつまらん。パラノで評価できるのは日本リメイクのみという大皮肉作です)
海外ホラー、ここ10年鑑賞作で良作と思えるのは
エクソシスト・ビギニング
エミリー・ローズ
エルム街の悪夢(リブート)
1048
ミラーズ
ザ・ライト
位なもんでしょうか。嗚呼、ホラーの良作が観たいぞーーーーー!!!!!
☆1
回を重ねるごとにつまらなさがますシリーズもの。
今回もひどかった。あの恐怖がいつ復活するか見続けているけどやっぱり今回も駄作だった。
呪われる人達を個人名ごとに呪怨風に進行させるけど全然その展開が不要なつくり。個人名あげておきながら何事もなく毎回話しぶち切れ。時間枠の絡みも全然なし。
袴田さんなんて登場する意味ないし。麻衣がくるまであの場所で待ち続けているなんて不自然。おまけに全然役に立ってない。
俊雄君も不気味さ不足。怖さ表現も力不足。これは役者さんの力量不足もあるんだろうな~。今思えば奥菜めぐみとかのりぴーとか目だけで怖さが伝わってきてたな、と実感。
これに加えてエンドタイトル後の告知は何?ますますキャラクター化して笑いものにしていくのか。これまた残念。
死者の家、絶賛新築中。 [スコア修正]
今週は『MAD MAX』も含めてなぜか白塗りの怖い人ばかり観てるような気がするのだが、
とにかく『呪怨 ザ・ファイナル』鑑賞。
いつもよりレビュー長めですがご勘弁を。
レビューの前に一言文句。
この映画に限った事じゃないが、ホイホイと『ファイナル』とか『ラスト』とか付けるのはやめて欲しい。
特に前作『~終わりの始まり』は、オリジナルほどではないにしても、最近のJホラーの中では
特に出来が良かったと個人的には思っているので、「折角好リブートだったのにもう終わらせる気?」と不満。
結果的にぜんぜん『ファイナル』じゃないし。
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という訳で前作を気に入っていた自分なのだが
今回の『~ザ・ファイナル』はと言うと……
うーむ、前作よりかなり出来が落ちていると感じるなあ。
監督は前作に引き続き落合正幸なので、そこいらのホラーよりは出来が良いと思うけど、
恐怖演出も、シナリオも、テンポも、総合的に前作より悪くなってる気がする。
まず恐怖演出。
伽椰子の登場シーンで特に顕著だが、恐怖演出がワンパターンになってしまってる。
駅ホームのシーン、ラストの顔アップ、そして新聞受けのシーンは良かったと思う。
だが、それ以外は同じような演出ばかり。登場までのタメも不足してる。
前作でその存在の不可解さと忌まわしさが増した俊雄くんもイマイチだ。
そもそもビジュアル的にはそこまで怖くないしむしろ一歩間違うとギャグなので
彼はあくまで伽椰子さんのアシストに徹するべき(サッカーか)と思うのだが、
今回は前作以上に彼の襲撃シーンが増えている上、
あの病院でのシーンは彼の恐怖を更に緩和してしまっている。
――俊雄を恐怖のメインに据えていなければ、仄かに暖かいあのシーンはすごく好きなのだけど。
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シナリオそしてテンポも不満。
『呪怨』シリーズのシナリオは、複数の登場人物のエピソードを時系列通りに並べずシャッフル
させているのが通例。最後まで観てはじめて物語の全容が推察できる、というスタイルが妙味だった。
だが今回は……時系列操作については、あまり期待しない方が良いと思う。
1つのエピソードに複数のメインキャラが登場するのも違和感。
それだと各エピソードタイトルの意味は薄いしフツーのホラーの構造とほぼ一緒になってしまう。
何より、視点がポンポン変わるせいで、恐怖演出がやたらせわしなくて即物的になってる点は不味い。
1人1人の恐怖をじっくり腰を据えて描くべきだった。
人物の行動に違和感を感じる点もちらほら。
主人公・麻衣の恋人の奏太なんて、てっきり過去の事件と関わりがあると思ったんだけど。
それと彼、どうやって長谷川家を探り当てたんだろ?
もうひとつ。
ホラー映画では、登場人物が誰もいないシーンで怪異が発生するのはある種のルール違反だと思う。
誰を怖がらせようとしてんの?という話。
それは完全に観客のみに向けた演出で、映画内の世界に寄り添ったものではない。
観客に「ああこれは作り物だった」と認識させ、物語からリアリティを失わせる。
(背後から迫る、とかは“気配”の表現なのでOK)
前作は問題無かったが、本作ではそんなシーンが1シーンある。非常に残念。
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だが並のホラーよりは面白い。
良かったと思う点もちゃんとある。
まず平愛梨。大きな眼の女優さんはそもそもホラーとの相性が良いものだが、
彼女はセリフ回しに難はあるものの、いよいよ怪異と遭遇した時の硬直した表情等はかえってリアル。
おのののか演じる玲央とその母親が襲撃されるシーンのあの絶望感はハンパないし、
母娘の『その後』のシーンも、不条理で、狂気的で、恐ろしかった。まさに『死者の家』。
前述だが絵奈と俊雄のシーンも、恐怖演出としてはナシだが好きである。
という訳で、他の方より甘いだろうとは思いつつ、3.5判定。
[修正]ホラー好きなのでどうしても点が甘くなるのだが、もう少し冷静に考えて3.0に修正。
あ、そうそう。映画の評価とは別にしているが……
エンドロール後に衝(笑)撃のティザー予告編があります。それ含めたら1.5くらいにしたい気分。
惨憺たる出来だった『貞子3D』に続き、『呪怨』までカジュアル化して墜とす気か、企画部よ。
誰でもいい。彼らを佐伯家に放り込んでくれないか(笑)。
そりゃ実際の作品を観るまで判断はできないが……Jホラーの未来は明るくない。
<2015.06.20鑑賞>
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余談1:
Jホラー作品のレビューの度に書くのでいい加減飽きてきたが、中高生の皆さん、お静かに願います。
最近はついに脳内で自動的に雑音遮断できるようになってきてしまったが、
静かに観たい観客の為にお喋りはやめてください。沈黙もホラー映画の大事な一部なんです。
余談2:
鑑賞日の6/20(土)、民放のテレビ静岡で深夜1:50から『呪怨 終わりの始まり』を放映してました。
プロモの一環も兼ねているとは思うが、そんな深夜からあんなホラーを放映するって……テレビ静岡、攻め過ぎ。
分かって構えてても矢継ぎ早にゾクっとさせてくれるのは見事だわ。前作...
分かって構えてても矢継ぎ早にゾクっとさせてくれるのは見事だわ。前作"終わりの始まり"の続きなのに、本作がファイナルなのはちょっと寂しい感じ。今日は世界最速完成披露先行上映会。^_^
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