「そして呪いは「伽耶子さん3D」「俊雄くん3D」へと続く…?」呪怨 ザ・ファイナル 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
そして呪いは「伽耶子さん3D」「俊雄くん3D」へと続く…?
最恐Jホラー最終章。
行方不明となった小学校教師の妹(前作のヒロイン)を捜す麻衣は、僅かな手掛かりを頼りにかつて呪われた家があった跡地に辿り着く。その日を境に起こる不可解な現象、呪いの連鎖に巻き込まれていく人々…。
“ファイナル”だから全ての謎が遂に明かされる!…のつもりで見たんだけど、そういやこのシリーズに何を期待していたんだっけ…?
伽耶子さんと俊雄くんの誕生秘話や呪いの根源は前作で説明済み。
新しいヒロインや登場人物を入れ替えても、結局やってる事はいつもと同じ。
ましてや今回、ファイナルのくせに新味も無ければ、何も変わらない展開が行き詰まりのマンネリに感じ、退屈でもあった。
勿論、ゾクッとさせる描写はあったが、薄気味悪いくらいで怖いという程でもなく。
今回の特色とか、今までと何処がどう違うとか問われても本当に困り、レビュー書くのも一苦労。
なので必然的にお楽しみは、シリーズ名物の美女の恐怖演技。
すっかり天然バラエティー娘と化した平愛梨だが、いざ女優するとキリッと雰囲気変わるのはさすが。
最近やたらとネット上で叩かれるおのののかもそう悪くない。
前作のヒロイン、のぞみんもちょこっと出演。
どういう結末になるのかと思ったら、何あれ…。
納得出来るようなスッキリした終わり方でもないし、製作側の気が変わればまた続きそうだし、ふざけてるのか。
でも“ファイナル”と銘打った以上、“呪怨”と題して続ける事は出来ないだろう。
となると、あのJホラーのようになるのかな?
「伽耶子さん3D」とか「俊雄くん3D」とか…。
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