劇場公開日 2015年6月13日

  • 予告編を見る

「【”自業自得の盗撮高校教師の輪廻転生映画。”ホント、冨永昌敬監督って変な映画を作るなあ。けどね、この作品は、キネマ旬報の2015年度邦画ベスト10位なんだよ。成程なあ。】」ローリング NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【”自業自得の盗撮高校教師の輪廻転生映画。”ホント、冨永昌敬監督って変な映画を作るなあ。けどね、この作品は、キネマ旬報の2015年度邦画ベスト10位なんだよ。成程なあ。】

2025年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

ー 冨永昌敬監督作品を映画館で最初に観たのは「南瓜とマヨネーズ」で、次に観たのは「素敵なダイナマイトスキャンダル」である。お客さんは3人位だったかな。
  今作もそうだが、オリジナル脚本で勝負する監督であり(「素敵なダイナマイトスキャンダル」は原作がある。)注目しているのだが、不思議な作風なのである。
  シネコンでは、ナカナカ掛からないような作品が多い気がするなあ。-

■茨城県の水戸。おしぼり工場で働く貫一(三浦貴大)は、10年前に高校で盗撮事件を起こした元教師・権藤(川瀬陽太)と再会した。
 彼は権藤が連れていたキャバクラ嬢・みはり(柳英里紗)に一目惚れし、彼女と同棲を始める。一方で、かつて権藤が盗撮した映像が流出した事が原因で思わぬ大騒動が起こる。

◆感想

・という話なのでが、これをオリジナル脚本として書き上げる冨永昌敬監督って、才能があるんだけれど、どーもなあ。

・今作は権藤を演じた川瀬陽太の怪演が際立っており、物語も彼のナレーションで進んで行くのである。

・ハッキリ言って、起承転結が良くないなあ、と思ったら”あ、そういう事で映画の題名が「ローリング」なのね!と思った作品である。

<今作が、キネマ旬報の邦画ベストテンの10位になったのは覚えているけれども、一般視聴者の方だったか、批評家の方だったかは、忘れたなあ。
 2025年6月に公開される「ぶぶ漬けどうどす」が気になっているのだが、公開館が少なそうだなあ・・。じゃーね。>

NOBU