「美しく描く1950年代米国の同性愛」キャロル SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
美しく描く1950年代米国の同性愛
この作品で、アメリカ社会が今よりもっと保守的であった頃の、お飾りのような主婦の立場や、同性愛は医者にかかるべき疾病であり、同性愛者であれば子供の養育権はなかったことを知る。
ケイト・ブランシェットさんがとてつもなくシックでカッコよく、子供と愛する人との間で揺れ動く様を好演。
相手役のルーニー・マーラさんはひたむきな若い恋人役を熱演していて、泣き顔が本当に切なくて印象的だった。
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