「遂に海外進出!?どこまでも自由な異色の猫・時代劇。」猫侍 南の島へ行く 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
遂に海外進出!?どこまでも自由な異色の猫・時代劇。
【賛否両論チェック】
賛:そのゆるい世界観に、思わずニヤけてしまう。主人公の心の中でのツッコミもステキ。また、猫好きならその一挙手一投足に、癒されること間違いなし。
否:雰囲気はほんわかしたゆるいお話なので、本格的な時代劇を観たい人には絶対不向き。
さすがは「猫侍」。今回も、そのシュールな世界観は健在です。しかも今回は南国の島が舞台なので、より一層ツッコミどころが満載で、真面目に観ていると思わず笑ってしまいます。シュールな登場人物達や、面食らうような事件の連続に、久太郎が心の中でツッコミを入れる一言が面白くて、秀逸です。さすが北村一輝さん、ステキです(笑)。
そしてこの作品のもう1つの魅力は、何といっても猫達の可愛すぎる名演技(?)の数々です。本作ではまさかの恋模様も巧みに描かれているので、その辺りも要注目です。
という訳なので、時代劇として真剣に観るよりは、ゆるーいコメディタッチの映画として、ゆるーくご覧になるのがオススメです。当然デートや家族でも安心してご覧いただけますので、猫好きな方を誘って、是非観てみて下さい。
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