「オチがチープなのが凄く残念。」パーフェクト・ルーム 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
オチがチープなのが凄く残念。
5人が共同で購入したロフトで起きた殺人を巡り
少しずつあかるみになっていく5人の秘密を題材にした心理サスペンス。
冒頭からずっとスリルのあるサスペンス展開が楽しめるので退屈せずあっという間に観られた。
難しいトリックや意外性はないが、単純な中に人間の我儘な心がたくさん潜んでいるのがいい。
とはいえ最終的なところは結局チープな愛憎劇になってしまいリアリティに欠けた印象…。こじつけたようなどんでん返しっぽさ。
「実は誰が誰を愛していて」というのが徐々に分かっていくけれど
そこは『愛』じゃなくて『快楽』で心を奪われて、という方がしっくりくると思う。
ジェームズ・マースデンがちょっとストーカーちっくでカワイイよね!
ウェントワース・ミラーは終始同じような表情ばっかりで飽きる。
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