ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声のレビュー・感想・評価
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複雑な家庭環境に育ち、母を亡くし、問題を起こしてばかりの少年が少年...
複雑な家庭環境に育ち、母を亡くし、問題を起こしてばかりの少年が少年合唱に出逢うことで成長していくお話。
この映画を観ている間、ずっと澄み渡った音に包まれていて心地いい。そして心が洗われるようだった。
才能を見出し伸ばすということだけでなく、人として成長させてくれ、人生を救ってくれた恩師。そんな関係がすごく素敵だった。
そして少年合唱は声変わりまでの短い限られた期間だけ。ダスティン・ホフマンの「君らの人生の50分間を祝福したまえ」という台詞。
その一瞬を大事に、そんな思いで人生を生きることが大切だなと心にぐっとくる作品でした。
よくある更生ストーリー
グレた少年が実は天使の歌声を持っていて…。というお話。
まぁだいたい想像した通りにストーリーは進みます。
声楽とかに詳しくないもんでアレなんですが、
まるで「声が高音なら高音なほど素晴らしい」ってどうなんだろうと。
人体の限界に挑戦するアスリートみたいな感じで
ストイックさを少年に強いる周囲の大人が気持ち悪く感じた。
教育というより、ショウビズというか名声主義というか。
まぁ虐待ってほどではないので、好きな人は楽しめばいいと思います。
声変わりまで
ボーイソプラノ
昔は、去勢をしてソプラノを保とうとするなど、悲しい歴史があった。
もちろん今はそれはないが、それでもやはり、
この映画のように変声期前の声を殊更にありがたがる描写は前時代的であり、
子どもにとって不幸の種にしかならないように思う。
だから「この時期にしかない天使の声」といった表現には、怖さを感じる。
普通に、歌の上手い合唱団、でよいのではなかろうか。
成長期の変声期って残酷😢
その声は長い一生の中でほんの一時だけ存在する宝。
才能を伸ばす為とはいえ、大人があれだけ真剣に子供に接していれば金八じゃないが、グレた子だって期待に応えたくなるね。その思春期の教えは子供の指針になる。だからソリストまで登り詰めたこの主人公が変声期で学校を去る事になった後も彼は挫折に負けないはず。「困難は乗り越えられる」と、子供達に希望を持ってもらえる映画だ✨
淡々と
もっとこう人と人との繋がりや絆を描きつつ成長して行くのを想像してたけど、割と淡々と話が進んで行き、行間を読んだり想像すると良い話ではあったけど、物語としては単調で可もなく不可もなしと言う感じだった。
これは僕の耳が悪いからなのだろうけど、主人公が特別な声だというのが最後のハレルヤまで分からなかった。
あと、暴力には厳しいのに生活態度悪過ぎだろ!と言う矛盾が引っかかった。ご飯で遊ぶし服は外に投げるし…
どう考えても母親を馬鹿にした方が悪いし…
ダスティンホフマンの奥底の愛は感じたけど、もう少し二人の絆を感じたかった。
父親との関係も触れなさ過ぎてフリは効いてるだけに残念だった。
ボーイソプラノは神の声を借りた一瞬の時間だと言う、奇跡の時間だったんだなと言うもう戻らない切なさは良かった。
いい音楽映画に出会えた
興味ない•••4•好き/並••3••すごい
無••3••涙/無1••••固ゆで
無1••••社会派/大衆•2•••カルトよかった/勧める
俺の満足度 70点
作品賞ノミネート可能性 50%
今年は、いい音楽映画に2つ出会えた。狂気のセッション、清らかなこれ。幸せ。
天使の歌声
美しい歌声がすべてという感じの映画でした。ステットは背が高いと思ったら、あっという間の変声期でした。声変わりしてもあれだけの才能があれば歌の世界で生きていって欲しいです。大人達のしょーもなさが現実的でした。メサイアは吹き替えかな?
苦境に負けない生き方を見つけられる(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
どんな環境に居ても何時かは自分の居場所を見つけ逆境に打ち勝てる自信を身に付けてくれそうな作品です✧ \( °∀° )/ ✧
主人公が最後に与えられた場所でどの様な人生を送ったか続きが有れば更に感動したかも知れませんね♪♪♪ ヽ(・ˇ∀ˇ・ゞ)
お勧めの映画とか言いようが無い
ほとんど予備知識も無く観始めたこの映画
始まってほどなく当たりの予感
確かに弱い部分はある
しかし、心地よいまとめ方が何とも言えない
生き方としてまでは言わないが、狭い世界で実力を発揮する。
集中することができる。
これが全てに繋がるのだと教えてくれます。
思ったより良かった
あまり期待していなかった、ボーイソプラノというジャンルを垣間見た あんな声が出るんだね それも束の間の間しか出ないとはね
お金で解決しようとする大人達、そんな中歌う事寂しさを埋めようと懸命に生きる主人公の少年、少年の不良じみた態度だがピュアな心に大人達は自分をも取り戻していく。
ダスティンホフマンが良かったな。
バックグラウンドが薄い
ボーイ・ソプラノとは生まれてから声変わりまでの限られた時間にしか与えられない天声のことをさすが、本作のテーマもまさにここにあり限られた時間で自分に何ができ、どう成長するかという合唱団物語らしからぬ大人びたコンセプトには興味を抱かせる。
だが、各々の成長を窺うにあたりバックグラウンドの説明が浅すぎるのが難点。
本作が長編デビューとなるギャレット・ウェアリング演じる主役の少年ステット。複雑な家庭環境で育ち学校では手に負えないほどの不良少年が、名門音楽学校へ入学してから生まれ変わるかのように心身ともに成長していく姿のギャップに惹かれる面はあるが、元々天性の歌声を持っていると将来を嘱望された背景が不透明。ここがはっきりしていない限り何をされても説得力に欠けてくる。
そして、名門学校でステットを指導するダスティン・ホフマン演じるカーヴェル。初登場時からとっつきにくい頑固親父の風貌を漂わせ、とにかく規律に厳しい。それだけに入学当時の不良っぽさが拭えないステットに対しては厳しくあたるが、少年の地道な成長と同時に天性の声が本領発揮してくると見る目が変わってくる。少年の時期に挫折を味わい、今は指導者として少年の時に成し遂げられなかった頂点の道を一歩ずつ上がっている。そんな彼の前に現れたのがステットという天才少年であり、今の彼にとって天性の才能は必要でもあり、妬むものでもあった。
各シーンでカーヴェルの心情は意外にも単純に理解できる。だが、ステットが音楽学校で挫折しかける時に初めて自身の過去を話しだすが、これもステットの天性の背景が不透明なのと同様になぜそうなったのかという話が淡泊すぎるため理解し難い。
ここをちゃんと描けていればカーヴェルを深く理解でき、ステットとの触れ合いの見方も違った角度から楽しめたのではないかと思うと非常に勿体ない映画だと感じてしまう。
物語はいたってシンプル。 でもそれが良かった。 恋愛要素などがなく...
物語はいたってシンプル。
でもそれが良かった。
恋愛要素などがなく、
歌という一つのことに的を絞っていたため、
観やすかったです!
ボーイソプラノが出せるほんの数年間。
一生続けられるわけではないのに、なぜこんなにも一生懸命になれるのだろう。
その答えは、映画を観たらわかります。
このことは歌に限らず、部活でも習い事でも同じことが言えると思います。
今自分がやっていること、自分が今好きなこと、
今しかない今に全力をそそごうと思えました!
生まれ育った環境も大事だけど、それだけじゃないですね。
生まれ持った才能、無限の可能性、不断の努力
これらを生かし、自分がどう変わるか。
それが大事なんだと思いました!
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