「モヤモヤモヤ。」アンフェア the end ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
モヤモヤモヤ。
結婚しても子供を産んでも無駄にキレイな篠原涼子を、
無駄にキレイなまま役柄で使っているシリーズ完結編。
ドラマやスペシャルのすべてを観たわけではないけど、
映画版は通して観てきたので、やはりこれは観ないと。
そう思って出掛けたんだけどやっぱりこんな感じかー^^;
アンフェアなのは誰か。ってことで、誰が、どいつで、
どんな裏切り方をするのかがメインな話ではあるけど、
いつもの展開だな~と観ていると、あぁやっぱり…
犯人は結局お前か!という今ひとつ意外性には欠ける。
とにかく雪平は無駄に人を信じ(疑いながらいつでも)、
そいつのせいで色々振り回されて、挙句一条などには
恋までしちゃって…とよく分からない女性でもあるが、
そのミステリアス感が篠原涼子によく似合っている。
これで完結。と舞台あいさつで号泣したらしいのだが、
ブランクを経て復帰して10年続けるというのが凄いし、
その間もキレイさを保っている訳だから結構な根性だ。
案外スポ根ドラマだったんだな、なんて風にも思えた。
で、肝心の真相の方は…う~ん、まだ何かあるんじゃ
ないかと思わせるモヤモヤした終わり方。裸で始まった
シリーズだから裸で終わらせるという、ここでも無駄に
後ろヌードを披露している篠原だが、あの冒頭がこの
ラストに繋がるとはねぇ…へぇ~^^;とやはりモヤモヤ。
それにしても一番残念だったのは、薫ちゃんだよー!!
何だよあの最期は!あれはないだろ。かわいそうに…。
薫ちゃんスピンオフでも作ったらどうだい、佐藤監督。
あともういい加減EXILEの導入は考えた方が宜しいかと。
演技云々より踊り出しそうで怖いのだ。
(今回はトヨタが一番アンフェアだったんじゃないのぉ~)