「ドクスが爺ちゃんになってる現代。孫がいっぱい・・・」国際市場で逢いましょう kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ドクスが爺ちゃんになってる現代。孫がいっぱい・・・
クリックして本文を読む
1950年。中国軍が攻めてきて興南から脱出する人々。港から米軍のビクトリー号に乗るとき、妹マクスンが落ちてしまい、父ジンギュが探しに戻る・・・
プサンの生活は貧乏でしょうがないほど。終戦後の日本とそっくりで、子どもたちは「ギブ・ミー・チョコレート」と進駐軍にたかっている(笑)。成長すると、弟が勉強が出来てソウル大学にも合格するほどになり、学費を稼ぐためにドイツの鉱山に行くドクスであった。鉱山崩落事故で死にそうな思いもするが、看護師のヨンジャと恋仲になり、帰国後結婚。
妹クッスンの結婚費用やら叔母さんの店が売られるということになり、またまた金が必要になったドクスは1974年に戦闘員ではないがベトナム戦争に行くことになる。ここでもまた死にそうな経験。
結局は父に逢うことはできなかったが、テレビ番組で朝鮮戦争で生き別れになった家族を探してもらい、アメリカに妹マクスンがいたことがわかる。マクスンに再会した直後、ドクスの母は亡くなるが、自分が家長としての役割を果たし、数奇な人生を振り返る。
常に友人としてドクスの傍らにいるダルグ(オ・ダルス)。家族の物語も感動的だったけど、彼の存在が忘れられない。生き別れものはまず泣かされます…
コメントする