「かつてあったレリゴーの対極の美徳」国際市場で逢いましょう 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
かつてあったレリゴーの対極の美徳
期待通りに「極厚ステーキ」の食べ応えを観せてくれた一本。
一人の男の人生を時代(歴史)に絡めて描いた涙も笑いもアリの見事な人間ドラマ。
ただ惜しむらくは…
一本調子でドンデンは返さない点。(ドラマチックな涙ポイントが弱い)
そして同じような話を、日本では蓋して隠してしまうことに気づかされた点か…
人に歴史あり。
そして血縁の有無に関わりなく、その歴史の集まりが今の世であり。
その今も続く流れの上に自分が生きているんだ…ということを実感した作品。
コメントする