シェル・コレクターのレビュー・感想・評価
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仲嶺貝類コレクション
私の耳は貝の殻
海の響きを懐かしむ
(コクトー/堀口大學)
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仲嶺貝類コレクション(沖縄県立博物館)で検索してみた。
4800種、13000点のコレクション。
「イモガイ」って意外に可愛いんです♪
この猛毒の針を有する「イモガイ科」だけでも267種が収蔵庫に収められており、スマホやPCで 写真と、和名・学名を見ることができます。
映画は最悪でしたが(笑)。
この県立博物館に寄贈された「仲嶺貝類コレクション」が、かつて海ばたに立っていた「沖縄貝類標本館」であった頃に、何度か現地を訪れたことがあるので、
「貝殻コレクター」については懐かしさは一汐(ひとしお)でした。
DVDは、
ゾンビと、僕が嫌いな池松壮亮が出てきて鬱陶しくなり、途中で観ることを放棄。Ejectして返却してしまったので、リリーフランキーが何故貝を拾っていたのかは永遠の謎ですw
でも沖縄の貝類標本館では、館長仲嶺俊子さんの息子さんが館内を案内しながら話してくれました ―
「今でこそ世界的コレクションとなっている当館ですが、そもそもは終戦後、何も食べるものがなくて、母が海で貝を拾っていたのが始まりです」。
意味が理解できなかった!
2019年3月31日 #シェル・コレクター 鑑賞。
最初に #寺島しのぶ が出てくるシチュエーションの世界観が、後半のヤクザ、環境問題とだんだんと訳が分からない世界観になってきた。#リリー・フランキー の息子が #池松壮亮 と言うのが無理がある。#橋本愛 の役も意味不明でした。
ニライカナイ
思っていたよりもずっと前衛的な演出や編集がなされていて気持ちよく酔った感覚。息子が来てから途端メッセージ性が強まったので ああ好みから離れていってしまう と思ったが、終わりは好みの感じに戻ってくれたのでありがたかった。
ニライカナイのまだ名の無き貝……なんと名をつけるのか。
原作とは舞台も変えていてまったく色が違うようなので原作読もうかやめようか……んん
あと、関係あるかはわからないが、若干の伊藤潤二みを感じた。うずまきや長い夢あたり。
特に長い夢の映画を思い出した。前衛的な演出や編集の方向性が似ていた気がする。
どちらもとても好き。
(シェル・コレクターも長い夢もキャストが好きな人ばっかで困っちゃうな)
「リリー(・フランキー)のすべて」?w
...いや、コレを書きたかっただけなんで、気にしないでください。w
兎にも角にも幻想的で寓話的な一本。撮影がよかったし、特に主人公の水中での撮影シーン...コレどうやって撮ったんだろ...って思わせるような作りは秀逸。リリー・フランキーと寺島しのぶの演技も見事。
ただストーリーは...うーむ...ってな感じ。コレ、完全に「アート系ファン向き」だな。エンタメ派は避けた方が無難かね。
深海
海には奇妙な形をした生物が多く生息しているが、貝類というのはとりわけ異形でありながらも人間の器官に近いフォルムをしている不思議な生物だ。
不気味でありながら、どこか美しさを感じさせる。
映画界にはとても美しく若い女優がたくさんいて、彼女たちが裸体を晒すことは珍しくないが、寺島しのぶは取り立てて美人では無いし若くもないのだが、その裸体の放つエロスは他を圧倒する美しさを感じさせる。
そんな貝のような、寺島しのぶのような、独特の美しさが漂う映画。
マンコレクター。
なんでもないです。
32
つまらない、ではなく、不快。
この映画、カッコつけすぎなんじゃない?
感性でストーリーも映像も作っちゃえば意味わかんなくてもよくね?みたいな?
環境破壊を匂わせればカッコいい?ってな感じ?わかんないけど?
学問一筋の盲目の孤独な初老をリリーフランキーに任せれば何とかなるかな?的な?
そんな風にしか見えない。
駄目だね、受け入れられない。
あのね、
眼が見えないんだから、そんなきれいに整えた髭なんかにするな。
浜辺も一人で歩けるくらいなら、杖は、ドアの横の籠に一発で入れろ。
水以外の食料はどうしてる?どこからリンゴがやってきた?
だいたい、助手のひとりくらいいないとその生活は成り立たないだろ?
なんで、しのぶのキャラはあんなぶっとんでる?
奇病を直してもらうなら、コレクションをぶっ壊して脅すな。
虐げられて差別されている人々(沖縄とはっきり言おうか)は、自分たちが差別されていると声高に叫ぶが、じつは、それを逆手にして「反差別」活動をする人たちでもある。その構図がこの映画からにじみ出ていて不快だ。
もう一度劇場で観たい
他で味わえないような異様な雰囲気があり、観終わってからじわじわもう一度観たいと思いました。
ストーリーは難解ではありましたが、メッセージ性は強く感じられるものになっております。
リリーフランキーの素晴らしい演技と、橋本愛のオーラ、抽象的な映像や自然など感心するところは多かったです。
難解すぎるストーリー。異色の環境破壊警鐘映画。
【賛否両論チェック】
賛:他人を避けてきた主人公が、ひょんなことから親子の絆を取り戻していく様が切ない。自然破壊への警鐘的意味合いも随所に見られる。
否:ストーリーはかなり単調かつ難解なので、感情移入出来ないと、訳が分からないまま終わってしまいそう。過激なラブシーンや、よく分からない自然の描写等、思っていたものと違ったという人もいるかも。
孤島の海という大自然に抱かれながら、他人と関わることを避けて生きてきた主人公が、突然降ってわいた騒動に巻き込まれながら、なくしていた親子の絆を取り戻していく様子が、静かな中にも切なく描かれていきます。
同時に、まん延する奇病や、近くの海での軍事演習、環境保護のボランティアに勤しむ息子との再会等、環境破壊に対する警鐘の意味合いも、随所に盛り込まれています。
ストーリーそのものはかなり難解で、悪く言うと意味不明なシーンも結構あったりしますが、それら含めて非常に奥の深い作品といえそうです。気になった方はチェックしてみて下さい。
リリーフランキーは、すごい俳優だ。目が見えない演技がリアルだな。水...
リリーフランキーは、すごい俳優だ。目が見えない演技がリアルだな。水中のシーンの解釈で難解なのが解けたと思いました。面白かったですよ。
独特な世界観
自分が少し寝不足なのもあったせいか、ストーリーが特に何もなく淡々と進んでいくせいか、所々眠ってしまいました。
予告を見て映画を観る前から不思議な映画だなと思っていたのですが、観賞してみるとやっぱり不思議な感覚。
貝をここまで怖い、薄気味悪いと思ったのは生まれて初めてです。奇妙で独特な世界観は素敵でした。
やはり難解で、特に心に響くものはありませんでしたが寝てしまったせいもあるので…レンタルが出たら又しっかり観てみます。
好き嫌いがはっきり別れる映画だと思います。
豊かな自然と表現力
貝と人間。その間の男。
原作の世界観がものすごいのだろうと察するがそれを映像化した表現力にあっぱれ。人間の尊厳の中に盛り込まれてくる、ちらりと顔出す社会問題も印象的。
個人的に、寺島しのぶの演技に魅了された。
「分かろうとせず感じて」
たまたま時間ができて見てきましたが、宝物を見つけた気分です。
クリアすぎない海中シーンがめちゃめちゃ心地よく、なぜか涙が止まりませんでした。
(私はダイバーなので、潜らない方の見え方はまた違うと思います)
リリーさんのモノローグシーン、ずっと聞いていたいくらいだった。
物語としてはとっちらかっているし、整理されてないので、
たしかに難解といえば難解で、受け付けない人もいると思います。
でも、寺島さんのコメントにあった「分かろうとせず感じてください」
そういう見方をすれば、ずっと心の底に残る映画だと思います。
リリー・フランキーすげーな。
自分が人生で思うに気持ちの悪い人達が、ホントに気持ちの悪い感じで描かれているのに共感を覚えてしまいました。原作が洋書ってとこに終わってから妙に納得しましたが、上手く日本人の気持ち悪さに落とし込んでる気がします。万人受けはしませんが…。
神秘的
初日2回目の舞台挨拶付き上映会を立ち見で鑑賞しました。
舞台挨拶では監督の坪田さん、リリーさん、寺島さん、池松さん、橋本さんのお話を訊く事が出来て、マスコミが入らなかったからか、和やかな雰囲気でゆる〜い感じだったのが面白かったです。
上映後の感想は、音楽が映像に溶け込んでいるような感覚で心地良く、魅入りました。
人との関わりを避け続けてきた盲目の貝類学者が、ひょんな事から様々な人と関わりを持ち、葛藤する姿が痛々しいです。
蔓延する奇病は、自然が人間に与えた警鐘のように思えます。イモガイの毒は奇跡の薬なのか、それとも毒に過ぎないのか…全員が欲にまみれて生きている為、儚さや残酷さが印象に残りました。映像があまりにも美しかったので、より際立って見えたのかもしれません。
世界観が独特なので、好みが分かれるでしょうし、どの登場人物に感情移入するかによっても感想が変わると思うので、何度も観て多角的に考えたい作品です。
難解
初日舞台挨拶付きで鑑賞。
監督とリリー・フランキーさんと池松壮亮さんのお話が聞けました。リリーさんの話が本当に面白くて凄く楽しかったです。
(映画とは、ほとんど関係ない話だったんですけどw)
難解?です
盲目の貝類学者が見えているもの…盲目ですから見えるという表現はおかしいのですが、その見えるものを「海」というもので表現してる感じがします。
でもやはり、難解ですw
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