劇場公開日 2016年2月27日

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「難解すぎるストーリー。異色の環境破壊警鐘映画。」シェル・コレクター 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5難解すぎるストーリー。異色の環境破壊警鐘映画。

2016年3月16日
PCから投稿

悲しい

難しい

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:他人を避けてきた主人公が、ひょんなことから親子の絆を取り戻していく様が切ない。自然破壊への警鐘的意味合いも随所に見られる。
否:ストーリーはかなり単調かつ難解なので、感情移入出来ないと、訳が分からないまま終わってしまいそう。過激なラブシーンや、よく分からない自然の描写等、思っていたものと違ったという人もいるかも。

 孤島の海という大自然に抱かれながら、他人と関わることを避けて生きてきた主人公が、突然降ってわいた騒動に巻き込まれながら、なくしていた親子の絆を取り戻していく様子が、静かな中にも切なく描かれていきます。
 同時に、まん延する奇病や、近くの海での軍事演習、環境保護のボランティアに勤しむ息子との再会等、環境破壊に対する警鐘の意味合いも、随所に盛り込まれています。
 ストーリーそのものはかなり難解で、悪く言うと意味不明なシーンも結構あったりしますが、それら含めて非常に奥の深い作品といえそうです。気になった方はチェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド