トラブルボックス 恋とスパイと大作戦

解説

ウッディ・アレンが監督・脚本・出演を務め、マイケル・J・フォックスを主演に迎えて描いたテレビムービー。冷戦下の共産主義国を舞台に、スパイ容疑をかけられて大使館に逃げ込んだアメリカ人一家が巻き起こす騒動を描く。1960年代、とある共産主義国。アメリカ大使の息子アクセルは、父親がワシントンに戻る間に大使館の責任者を任される。そこへ、スパイと間違われて秘密警察に追われているアメリカ人観光客の家族が逃げ込んできて、次から次へとトラブルを引き起こす。共演に「レナードの朝」のジュリー・カブナー。

1994年製作/92分/アメリカ
原題:Don't Drink the Water

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映画レビュー

パーキンソン病で主役から脇役に降格

2022年4月18日
PCから投稿

B級TVムービーだがマイケル・J・フォックスファン必見。マイケル・J・フォックスは主演ではなく客寄せパンダだが詐欺ではなくパーキンソン病が悪化してお芝居するのも至難の業となり不可抗力としての客寄せパンダになってしまった(お芝居が出来なくなり出番が減り主演から脇役に降格)。主役の父親に扮したウディ・アレンが凄い神経質+理屈屋+愚痴屋と三拍子揃った苛々する役を演じてるのだがこれが本当に苛々してきて面白い(苦笑)。アメリカンコメディでは定番の役所。全体的にはマイケル・J・フォックスの出演で完成度が高まってるので安心して見れる。但し、クレジットではマイケル・J・フォックス主演となってるが実際の主役はウディ・アレンなのが残念(前述したようにパーキンソン病でお芝居出来る状況ではなく不可抗力として出番カット)。

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