「俳優ジョニーデップ」ブラック・スキャンダル オレさんの映画レビュー(感想・評価)
俳優ジョニーデップ
FBIとギャングと政治家がグルを組んでギャング撲滅を名目に犯罪を黙殺し続けていた70年代アメリカの実話。
ギャング物って派手なドンパチじゃなくて、物静かに怖いというか怒らせたら怖い人を描くことが多い気がする。だから静かで眠くなっちゃうんだよなぁこの映画もすごく小声で話す演技多かったし(そこが良かったりするけど)
あと登場人物がすごく多い。個人的洋画あるあるで外国人の顔立ちで人を判断できない(100本以上見といて何言ってんだ笑)ってのがあって最後の最後まで誰が誰だがわからずじまいってのがちょっと残念だった。初めて見る俳優が多かったのもあって自分のせいではあるんだけど笑。
でもやっぱりジョニーデップかな見応えは。演じる役にキャラ物が多すぎてホントの顔がわからない俳優の1人だが、演技力は本物。見てるうちにジョニーデップだってことを忘れる迫力を感じた。
ベネカンやケビンベーコンなど脇を固める俳優陣も豪華。
その分ストーリーに入り込めなかったのは残念。白昼堂々と冷酷な顔で仲間を殺すジョニデには痺れたけど!
一つ気になったのがFBIでホワイティの協力者かつ彼の幼馴染だというコノリー。小さい頃からの付き合いで何度もジミーに救われてきたと語る彼は強い者に憧れる弱い者に見えた。そのせいか漂う小物感が気になったホントにこんな人間がジミーの犯罪を正当だと言い張って揉み消してきたんだろうかと感じた。
まあ逆にあえてその味を出してたのならジョエルエドガートンは素晴らしいと思うけど!
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