「こどもなちちおや」名もなき塀の中の王 ゾンビさんの映画レビュー(感想・評価)
こどもなちちおや
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刑務所で会った生き別れの父親はこどもだった。
いい親の面してグループセラピーうけろだの、セラピー仲間に馴染んだら馴染んだで「(おれを差し置いて)なに仲良くしてんだよ」って怒ったり、あーしろこーしろ五月蝿くてたまらない。
まさかのカマ掘られのカマってちゃんかよめんどくせーオヤジだな。
って親子のはなし。
タイトルから刑務所で成り上がる話かと思いきや、親子の感動話に泣かされるとは思わなかった。
刑務所というコミュニティーの空気感と生きる術に馴染めない息子をどうにかして助けようとする父親だが、親らしいことが出来なかったためにどう接していいかわからない。
尊敬してほしいし、でも自分のようにはなってほしくない。
アジア映画とかヨーロッパ映画で渋いチョイスする彩プロさん最近調子いいですね。ベルファスト71に続いての良作でした。
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