マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章のレビュー・感想・評価
全42件中、21~40件目を表示
インドに行ったんだから仏教学びなさい。
映画は良作なれど鑑賞後の想いは複雑、そんな一本。
「人は幾つになったら欲を捨てられるのだろうか」
自分と比べたら、映画の中の老人たちのほうが100倍ギラギラしていて哀しくなった。
前作は未見なれど、今なら観ておいた方が自分に良いのではと思い鑑賞したが…結果撃沈。
「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」と続けて、だったのも悪かったのか。
映画自体は前向き、多少というか大分にサニーが下衆過ぎてイライラするが。
「老いて尚枯れず、死ぬまで現役」という貪欲祭り。
老人には応援歌となる良い作品なのだけれども。
「老いては子に従え」って言葉も有るよね。
観て楽しみながらも、そんな複雑な気持ちになってしまった。
知人の「私は年寄りじゃない!」という言葉に、いやいや65過ぎたらおばあちゃんだよ十分にと思ったことを思い出す。
否定はしないけど受け入れにくいのも確かな作品。
前作を観ておかなければ。
1のオマケ的な
映画じたいは1のほうが好き。話が少し散漫になって派手な結婚式のダンスでごまかされた感じ。でも随所にキラリと光るセリフがあって名優たちの演技は重みがある。ビルナイのスピーチ、ジュディデンチの無言の表情、マギースミスのラストのシーンが素晴らしかった。
ビル、ナイスガイ。
続編第二弾。変わらぬメンバーで続編ができるということは、さすが
年期モノの予感さえする。内容も終活メインかと思いきや、いやいや
まだまだ恋愛しまっせ!とばかりに皆さんお元気お元気vそのあたり
歳をとろうがどこの出身だろうが男女は変わらないのねと思わされる。
相変わらずバカ丸出し(ゴメンね)の支配人ソニーと賢い彼女スナイナ
の結婚とホテル事業拡大に向けた資金調達に覆面調査員のお出ましが
軸になるものの、お年寄り達があっちこっちへと元気に動き回るので
その話題だけですっかり2時間が消費される。まぁ面白いのでいいが。
バイクで駆け抜けるお年寄りも、ボリウッドダンスを踊るお年寄りも
カッコいいから楽しめる。名優揃いで演技に事欠かない面々が其々に
抱えた悩みが吐露されるが、ラストにじんわりとキメるM・スミスの
結局男とは一切絡まなかった〆が素敵^^;人生は人それぞれだもんね。
今回ゲスト?出演のインド通ギア様。相変わらず紳士の色気は健在で
彼らじゃなくても目を惹いちゃうからなぁ、覆面なんてムリでしょー。
(やっぱビル・ナイはナイスガイ。インド人運転手さんも良かったねぇ)
今を生きる
誰にとっても今しかないのだけれど、それが本当にわかるには年齢を重ねる事が必要かもしれない。
最初はインドの騒々しさと、イギリス人の偏屈さを感じてテンポに乗れなかった。しかし、ストーリーが流れ出すと味わい深いキャラクターがいっぱいで短いシーンとセリフだけれど、表現の深さは流石でした。
口ごもるだけでも、にっこりと微笑んで見つめるだけでもサマになっています。
ドキドキ、ワクワクではないけれど、楽しめました。最後のダンスシーンも楽しかった。
「恋に縁がなくてね」
どうすればこんなに堂々と歩けるのだろう・・・と、思える登場人物達も実はフワフワ、フラフラ、グラグラ・・・
いろいろな意味で勇気、元気がわく作品。
マギー・スミスが素敵でカッコいい
そして、リチャード・ギアが・・・頼りない。
「恋に縁がなくてね」この台詞好き。
人生って・・・といろいろ考え直させられる映画
人生って・・・といろいろ考え直させられる映画。
先日仕事上あるシニア女性とお話し。『晩年を汚していくような終の人生は歩みたくないですね。』という深い話をしててこの映画を観てまたいろいろ改めて考えさせられるハートフルな映画。
珍しく?見落としていた2012年の大ヒット作。きっと第1作観てからがお勧めです。自分もさっそく前作を求めTUTAYAへと。
『新しい生き方なんて無理だと拒んできた、でも考え直した 、そうできる間に挑戦しよう と』そう、新しい事に年齢などは関係ない。
うろおぼえでも大丈夫
何かで視たような第一章。それでも、ともかく予告編が秀逸でレッツ映画館。終始、主人公が個人的に受け入れがたい大問題を抱えながらも、大半は気持ちよく観ることの出来る作品でした。
リチャード・ギアが若造扱いなのが微笑ましい事この上ない。
印度と英国のエッセンス
印度の賑やかさ派手さ、テンポの速さに加え、英国の気品、あっさり感などが絶妙にブレンドされた傑作。
第1章を見た時、続きがあるなんて想像もしなかったけど…
続きが見れてとても嬉しい仕上がりでした。
今回は名優の価値を余すところなく、全員が主役といった具合にそれぞれの悩みと葛藤にフューチャーしていて、その交錯する感じがなんとも混沌としていて印度らしい。
それぞれの悩みと葛藤は綺麗に解決を見せることがなかったけど…
この映画は結論を持たなくていい!
ホテルでの暮らしを見せてくれているのだから。
老後を不安に思う人は多いけれど…
この映画のように晩年にも煌めく一瞬があるなら、長生きも悪くないと思う。
前向きな気持ちにしてくれる映画でした!
恋愛、仕事に
皆さん大忙し。
世界一カオスな土地で、人生をとことん謳歌!
欲望をポジティブにあっけらかんと消化しまくる彼らに、
老けこむ暇はないです。
それでいて歳を重ねた円熟味も持ちあわせている面々に、
すっかり魅了されます。
それでもやはり、歳だからと怖気づいてしまうこともあり、
そんな時は若い者たちからの新鮮なパワーに助けられたり。
何かを抱えているそれぞれの世代の、異国の人間が交じり合い、
思いもよらなかったインスピレーションをもらう。
こんなことは家にいたら絶対に経験できないこと。
億劫さを乗り越えて、また外に出たい気分にさせてくれます。
元気でます。
次やるのかな
35本目。
元気をもらえます。
ホテルのお客様でも、元気に過ごせると言うのは。その国の今を表しているのかなと思います。
でも普通に考えたら、ソニーがオーナーって、ちょっとウザイけど、この映画なら、丁度いいアクセントかな。
第3章観たいよ。
幸せをありがとう
自分の好きな映画にめぐり逢った時って、この上なく幸せな気持ちになれるんだな~と改めて思いました。
はい、最高に幸せです。
好きなので今年の鑑賞映画で初の☆星5つを付けさせていただきます♪
前作から引き続き、キャストそれぞれの新たな事件やハプニングetc. 凄く楽しい場面なのに涙も出てくる
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の本を読んでるところなんて、思わずクスリw
様々なすれ違いにも涙…
(個人的には、私はビル・ナイで子宮が疼きます♡)
(注)1は観といた方がいいと思います。
やっぱりこういうのはいいね~
マリーゴールドホテルに暮らすように泊まっている人々の日常が羨ましくなる。
歳をとっていろいろな不安や寂しさを抱えながらも、周りの人に支えられながら生き生きと暮らす様子が本当に素晴らしく描き出されている。ジュディ・リンチは、あの007のMのイメージなどどこにもない。
これが本当の名女優だと思う。
勿論他も名優ばかり。特にビル・ナイは大ファン。仕事をやりくりして普通の日に行った甲斐あり!
とってもチャーミングな映画
一章を映画館で観てとても面白かったので、第二章があることを知って楽しみにしていました。
この作品だけでも楽しめますが、やっぱり一章も観てほしい。新しい登場人物はRichard Gereだけなので。
チャーミングな映画と書きましたが、Judi Denchはとってもチャーミング。
ご本人には失礼な言い方かもしれないけどほんとにそう思う。007のMもかっこよかったけど。Bill Nighyもやっぱり英国紳士って感じでイイねー。
インドの濃いところとイギリスのあっさりしたところが、いい感じにブレンドされていると思いました。
待ちに待った第二章!
今回も超が付くほどの大ベテラン達の芝居に引き込まれました! 映像も相変わらず綺麗! インドの街並みをさり気なく美しく魅せてるのが良い! ラストのダンスシーンはインド映画へのリスペクト!!!
前作メンバーふたたび…。
ソニーってこんなお調子モンだったっけ?と思いつつ、これくらいの群像劇が自分にはちょうどいい。
シルバー世代の俳優たちが皆元気。これくらいの年代の方達が吐くセリフは真実味があります。
幸せはつかみにいくものよ。流れに任せる人生もいいものよ。相反するけどどちらも凄く共感できちゃうのでした。
ボリウッドダンスもプチみれて満足感二重丸。
全42件中、21~40件目を表示