「駄作ではないが」ファンタスティック・フォー なかばさんの映画レビュー(感想・評価)
駄作ではないが
失敗作ではあると思う。
『クロニクル』で注目を集めた新鋭ジョシュ・トランク監督、キャスト陣をフレッシュな面々で揃えたはいいものの、今回はそれが仇となったような……。映画自体の出来が良くないだけに、大物俳優のネームバリューがないと興行収入は見込めないのでは。
冒頭の幼少シーンは良かった。うん。そこから何かが崩れていった。
チームの結成が軸になってるから仕方ないけど、結成までがすごく長い。スーパーパワー手に入れるまでが長い。どんだけ尺使うねん。で、手に入れたら今度はトントン拍子でラストバトル。しかも敵のビジュアルがダサい。チームのくせにチームプレーっぽいことをしない。チームってなに?
全編が暗い調子で描かれてるのはご時世を反映したからか監督の意向かわからないけど、暗い調子であんなダサい敵出されましても……感。
正直言うと面白くはなかった。
リブート前のがよかったな。
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