サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコのレビュー・感想・評価
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純粋なロマ族がフランコ将軍など絶対に許さない
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フラメンコをロマ族独特の文化とするのは、違う気がする。踊りはトルコのベリーダンスに通じるところがあるし、哀愁を帯びたメロディーはポルトガルのファドにも似ている。だから、元々あった音楽文化を、この地に定着したロマ族が継承して、生活に取り込んで行ったと僕はみたい。タタタッタ複雑そうに見えて、リズムはこれだけに思えた。また、歌詞も日常の取るに足らない事が多いと思う。
勿論、ロマ族が差別されてきた事は確かだが、戦後、フランコやシナトラやオバマ夫人が、ここへ聞きに来た逸話が挿入されているが、なにかまゆつばに聞こえた。ロマ族がフランコなど絶対に許さないと思えるが。
フラメンコと少し違うが、ジプシー・キングスがいるが、彼等はロマ族だけれども、フランス人だ。また、パコ・デ・ルシアやアル・ディ・メオラはロマ族とは無縁だと記憶する。ある意味、フラメンコをスペインの代表的音楽文化としたのは、まゆつばに思える。
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民舞、民謡、大衆芸能としてのフラメンコ
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わりと体系化されたのが最近だったり、一度消滅の危機があったりと、初めて聞く話ばかりでしたが、フラメンコそのものはアートという括りよりも、より人々の内から出てきた感情を素直に表現した民舞であるということを確認できたのがいちばんの収穫。春歌的な側面があったのも、フラメンコビギナーとしてはとても興味深かった。
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