PKのレビュー・感想・評価
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テンポの良さ
・クドいくらいに宗教問題をネタにしてる。相当うっぷんが溜まってるのがわかる
・話のテンポが良く、ガンガン進んでいくので目が離せない。ダンスシーンでメリハリがついてる
・「きっと、うまくいく」と比べると、テーマが身近な分、あっちの方が泣けた。映画の出来はどちらも最高。
愛と嘘を教えてくれた
長いから、時間のあるときゆっくり見てほしい
普通に生きてると、何となく毎日が過ぎていくが、いま新たに回りを振り返ってみようと感じた映画
良かったです
聖なるヨッパライの伝説
冒頭から「えっ?こーいう設定なの?」という驚きがあったもののすんなりと視聴体勢に入ることができた。
街のチンピラレベルから悪徳宗教家、テロリズムまでいわゆる信仰の問題を射程に入れ、そこからキャラクターのあるエピソードに絡め、洗脳誘導・先入観といったものをよりクッキリと問題として提起するそのストーリーには恐れ入った。
ただ、普段ハリウッド映画しかみていない為かどうにもストーリー運びといういうか見せ方が真面目というか不器用というか、ここはこんなに時間割く必要ないだろう、これはいらないなぁという場面を多く感じた。これをインド映画の長所として、好きなひとはかゆいところに手が届く、という捉え方になるのだろう。
それにしても。今作の最大の魅力は他のレビュアーも言っていたがヒロイン、ジャグー役のアヌシュカシャルマだろう。愛くるしい顔に、豊満なボディ。男性の観客はストーリー以前に彼女に釘付けになっただろう。少なくとも私は彼女の胸元からしばらくは目が離せなかった(ひどい告白)。
正直、作品の評価としては他のレビュアーの方々、ましてやプロを名乗る方の星4~5はやりすぎ感が否めないが、普通にみてそれなりに楽しめることは間違いない。自身であまりハードルを上げずに気軽にみて楽しんでもらいたい。
それなり
渋谷アップリンク初見参。イメージフォーラムやユーロスペースだね。一番後ろの席は外れだね。クッションあるけど、椅子が硬い。ケツ痛っ
インド映画だけれど、踊り回るわけでもなく、そういう意味では普通の映画だった。もちろん、踊るシーンがないわけではない。ハリウッドのカーチェイスのように、なくてはならないものなんだろうね。
ハイスコアの理由は、自分にはよくわからなかった。驚きの爆発から帰るまでのラスト30分は、たしかに面白かったし涙出たしスピード感もあったけど、前半の75分は正直長かったなあ。宗教の入り混じるインドに住んでいたら、倍以上楽しめたのかな。今度、のんに聞いてみよう。
ただ、アヌシュカ・シャルマという主演女優は魅力的だった。
ディスりではないけど
形骸化された信仰と因習に対する強烈な皮肉がここに。その表明は痛快であるが、でもそれを宇宙人の目を借りるまでもあったのか?その主張はもっともながら、ユーモアの手段としてはやや飛躍し過ぎを感じなくもない。ただ御国柄を考慮すればこその許容範囲なのか、その判断は世論に委ねたい。
PKの意味を知ったら使いたくなる
原題も邦題も『PK』
劇中でこの言葉の意味を知る。ちょっとテンションが上がる。
映画開始前に、宗教や信仰をdisってるわけではない。と注意書き。
日本にいるとあまり感じる事がない問題。
日本を一歩出たら、不快感を示す人は沢山いるんだろうなぁと感じる。
そんな贔屓のない私は、信じるべきもの・生き方を改めて面白くも学んだ映画だった。
面白おかしく描かれているが、それぞれのシーンに意味はあった。
ファンタジーな設定でコメディに描かれているが、とても深いテーマがそこにあった。
そして笑いを忘れていない。監督、さすがでございます。
世界はすぐには変わらないけど。
おおおもしろかった!
楽しくて、笑えて、宗教や神について考えて、ホロリと泣いて、最終的にはあったかい気持ちになって映画館を後にするっていう、まさに年始に見るのにパーフェクトな映画!
しかし、いろんな宗教の人が混ざりあってて生活における宗教の比重が日本とは比べ物にならないであろうインドで、こんな内容の映画が受け入れられたのかな?と思ってパンフを読むと、なんとインド歴代興行収入No.1の記録を叩き出したとのこと。
そうかーインドって私が思ってるよりずっとリベラルな土壌があるんだなーと思って読み進めると、やはりそう単純でもないようで…
最近はヒンドゥー・ナショナリズムと呼ばれる、ヒンドゥー教を国家作りの基盤にしようとする人たちが勢力を伸ばしていて、彼らはイスラム教やキリスト教の信者を排斥しようとしていて、この映画に対しても上映禁止運動が起こったとか。
つまりこの映画の大ヒットは、アメリカでトランプ旋風が吹き荒れる中、大ヒットになった「ズートピア」と同じような構図だったのかもしれない。
かわいい動物たちの姿を借りて人種差別問題に切り込んだ「ズートピア」は大ヒットしたけど、次期大統領に選ばれたのは白人主義者のトランプだった。
映画1本が世界を変えられるほど、世界の仕組みは簡単じゃない。
それでも。
「ズートピア」や「pk」で何かを感じた若者や子どもたち、今まで思い込んでいた常識に疑問を持つようになった大人たちはきっと大勢いる。
すぐに世界は変わらなくても、こういう映画が多くの人に届いて、ひとりひとりが問題意識と向き合うことには大きな意味がある。
「pk」を観て、もうひとつ「逃げ恥」のブームのことも思い出した。
「逃げ恥」が契約結婚という形で、結婚というシステムとは何か?をゼロベースから問い直したように、「pk」は宇宙人からの視点で神とは何か?宗教というシステムとは何か?をゼロベースから問い直す。
そして「pk」「ズートピア」「逃げ恥」の3作品とも、難しいテーマを難しくなく、とにかく楽しいエンターテイメントにしよう!という製作者の気概に溢れているのがほんとに素晴らしい。
それと、ヒロインがめちゃくちゃキュートなのも3作品の共通点。
健康的で知的でセクシーでキュートなジャグーちゃんまじ最強!!
もし日本でリメイクするなら長澤まさみかなーとか考えたり。
ちなみにpk役は草なぎ君かなーと思ったけどどうでしょう。
物凄く期待していたが
前作のきっとうまくいくが最高の映画だったので物凄く期待してたのですが最後の辺りのシーンが結構泣ける場面があったけどあとはそんなに良いとは思わなかったというか個人的に宗教にあまり感心がないので観ててそんなに良い映画とは思わなかったです
アーミルカーンにハズレ無し!
「きっとうまくいく」からアーミルカーンとボリウッドのファンです。
単なるインドのお笑い映画と思って観ていると、まさかの展開が多々あり、観ている側をガンガン引き付けてきます。
内容は、宗教への疑問というどこの国でもデリケートなトコロをつついていて、とても深い!!これって、神につかえる人が観たらどう感じるんだろうか?(笑)
ヒロインが失恋した件のネタばらしは秀逸!不安があると人は他の何か(=神)にすがりたくなり、そういう人に何かを助言したり諭したりすることはとても重いことなんだと考えさせられました。ましてや騙すなんて最低な行為ですよね!
笑いと風刺と宗教と、強いては世界平和を見事に織りまぜた素晴らしい作品!価値のある2時間半を過ごせました。
“かけ間違い”の真意。笑いに包まれた、宗教の多様性への痛烈な風刺。
【賛否両論チェック】
賛:笑いのオブラートに包みながら、様々な宗教が様々な行いを求めることへの、痛烈な風刺を表現しているのが、斬新で秀逸。長い上映時間を感じさせない展開も魅力。
否:インド映画特有の歌のシーンが多く、上映時間も長め。宗教への皮肉も、好き嫌いは分かれるか。
純粋な異星人のPKが、“神様”という人物が存在すると思って疑わず、様々な宗教の様々な神様を探し続ける姿が印象的です。色々な宗教を“会社”に例えて理解するのも、面白いですね。
しかし当然ながら、神様は見つからないまま、やがて彼が辿り着く“かけ間違い”という結論は、秀逸です。様々な思想から、信者に様々な行いを求める多様な宗教への、痛烈な皮肉が込められているようです。これには批判もありそうですが、それを笑いのオブラートに包んで体現しているのには、説得力があります。
インド映画特有の歌や踊りのシーンが突然登場したり、上映時間もかなり長かったりするので、好みは分かれるかと思いますが、クスッと笑える中にも痛烈な風刺を織り込んだ、興味深い作品です。
●やさしい嘘と時間の無駄ってステキだ。
「きっと、うまくいく」の高いハードルをモノともせず、相変わらず世の不条理に鋭く切り込む。マイケル・ムーアとは違う形でね。今回のテーマは宗教問題。でも重くない。期待を裏切らない。
この監督の作品の真骨頂は、ズバッと真理を主人公に語らせる点だ。神様がいっぱい。カラスはネクタイしない。もちろんターバンもね。
なるほど。人類進化形の宇宙人は心を読む。だから嘘をつかないんだね。でも、やさしい嘘も、時間の無駄も、人類には必要だ。AIにはないでしょ。そんな声も聞こえてきそうだ。
かと思えば、兄貴はノリノリで踊る。大のオトナがああやってニコニコ肩ゆらして踊るって、いい文化だなと常々思う。しかも今回はダンシングカーから調達した制服着ると、金もらえるって、トンチが効いてるよね。
人類はモノ凄い勢いで発展しているけれど、インド映画が長時間なのは、それだけ心に余裕があるってことなのかな。たいがい途中ですこし寝ちゃうけど、それもなんだか気持ちいい。これも時間の無駄??
恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞。12月の金曜日、街はイルミネーション...
恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞。12月の金曜日、街はイルミネーションでクリスマスムード。久しぶりに降りた恵比寿駅。上映時間が3時間くらいあり、駅前の立ち食い蕎麦屋で腹ごしらえ。準備万端。ずっと観たかった映画だったし、映画館で鑑賞できて良かった。この映画、まさか泣いてしまうとは思わなかった。純粋に感動した。生きる事の本質を問う映画だった。インド映画らしいコミカルなダンスや音楽も良かったけど、やっぱりテーマがいいなって思った。苦しい時って右も左もわからないって状況は誰にでもあるからこそ、何が正しいかとか、生きる事についてとか、色んな物事について、常にアンテナはって、真剣に考えていかなきゃいけないなって思った。 本当に良い映画観たなって思う。笑えて、泣ける映画っていいな。PKって、酔っ払いって意味だったんだね。なんか良い映画観たから、一駅分を歩いて、ゆっくり余韻に浸りました。
絶対お薦め
前作「きっとうまくいく」と変わらなく秀作。
宗教というタブーになりそうな題材をコミカルにラブストーリーも入れて仕上げたお薦め映画!pkの言動に笑い、ラブストーリーにほっこりしつつも、宗教、神様について考えさせられる素晴らしいストーリー展開。
間違いなく世界中の人に見てもらいたい作品です!
宗教指導者に見せてどんな感想を持ったか是非聞いてみたい。
やはり日本人には難しいところもあるが、それを押しのけるぐらい楽しい映画
ボリウッドの超初心者です。たぶんインド映画自体初見。笑いは規範をズラしたところに起こるから現地の社会規範を知らないと笑うのは難しい。しかしモブキャラであってもキャラに濃さが有ったのであまり笑うことはできなかったが楽しめた。
宗教(偽)の愚かさ、滑稽さを描く点としてテーマ設定はOK。世界中で通用するテーマ。日本人の僕でも感情移入できた。序盤の何気ないシーンが後の伏線になっていたりしてストーリーの作りも良かった。後半少し泣かされてしまって、歳を取って涙腺の弱さを噛み締めるもそこはちゃんと感動していたということなのでひねくれずに評価するべき点。
ただ、いかんせん僕がインドにも行ったことが無い日本人ということなのでその僕から見て面白さがよくわからない点があった。現地の人はこれで大笑いしたりできたのだろうか?と考えてしまう。おそらく現地の評価はかなり高い思うのだが星5を連発するような大絶賛映画だったのかはわからない。
インド映画お約束のミュージカルダンスにしても僕からすれば特に必要性の無いノイズだよなぁという感想。特にインドに思い入れがあるわけでもない、インド大好きでもない一般的日本人がインド映画を楽しむ限界かと思う。たぶん歌の楽しさとかは字幕では伝わらないんだろうなぁ。
そういうところがあって星は減らしたが、面白い映画であったことは間違いない。ヒロインも滅茶苦茶魅力的だった。ヤバいぐらい気に入りました。そこらにある金はかかってるかもしれないが凡作ハリウッド映画より間違いなく上の評価です。
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