PKのレビュー・感想・評価
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それなり
渋谷アップリンク初見参。イメージフォーラムやユーロスペースだね。一番後ろの席は外れだね。クッションあるけど、椅子が硬い。ケツ痛っ
インド映画だけれど、踊り回るわけでもなく、そういう意味では普通の映画だった。もちろん、踊るシーンがないわけではない。ハリウッドのカーチェイスのように、なくてはならないものなんだろうね。
ハイスコアの理由は、自分にはよくわからなかった。驚きの爆発から帰るまでのラスト30分は、たしかに面白かったし涙出たしスピード感もあったけど、前半の75分は正直長かったなあ。宗教の入り混じるインドに住んでいたら、倍以上楽しめたのかな。今度、のんに聞いてみよう。
ただ、アヌシュカ・シャルマという主演女優は魅力的だった。
ディスりではないけど
形骸化された信仰と因習に対する強烈な皮肉がここに。その表明は痛快であるが、でもそれを宇宙人の目を借りるまでもあったのか?その主張はもっともながら、ユーモアの手段としてはやや飛躍し過ぎを感じなくもない。ただ御国柄を考慮すればこその許容範囲なのか、その判断は世論に委ねたい。
PKの意味を知ったら使いたくなる
原題も邦題も『PK』
劇中でこの言葉の意味を知る。ちょっとテンションが上がる。
映画開始前に、宗教や信仰をdisってるわけではない。と注意書き。
日本にいるとあまり感じる事がない問題。
日本を一歩出たら、不快感を示す人は沢山いるんだろうなぁと感じる。
そんな贔屓のない私は、信じるべきもの・生き方を改めて面白くも学んだ映画だった。
面白おかしく描かれているが、それぞれのシーンに意味はあった。
ファンタジーな設定でコメディに描かれているが、とても深いテーマがそこにあった。
そして笑いを忘れていない。監督、さすがでございます。
インドだから描けた、インドでよくここまで描けた。が、しかし、くどい!
(あらすじ)
調査で地球に降り立った宇宙人PK(アーミル・カーン)は、宇宙船を呼ぶリモコンを盗まれてしまう。
宇宙船を呼ぶことができず、自分の星に帰ることができなくなったPKはあるものに縋ることにする。それは八百万神でした。
ラジカセ&色んな宗教グッズを身につけ、「神様行方不明」と書かれたチラシを配るPKに、TV局に務めるジャグ―(アヌシュカ・シャルマ)が興味を持つ。
何故、神様を探してるのかジャグ―が聞くと、PKはこう答えます。
「神様が願いを叶えてくれない。神様はどこにいるんだ?」と。
本作はPKとジャグ―の複数主格一人称で描かれているので、冒頭、宇宙船?からほぼ全裸で現れるPK→リモコンを盗まれるエピソードからーの、ジャグ―のミュージカル的な恋愛模様に急に話が変わるので、ちょっとびっくりしました。
最初の1時間は、それに慣れず混乱気味でした。
ま、この恋愛模様が、ラストに効いてくる訳なんですが。
ジャグ―はヒンドゥー教で、彼氏のサルファラーズ(スシャント・シン・ラージプート)
はイスラム教。日本ではあまりないですけど、人種や宗教の違いを超えたカップル成立って、海外ではなかなか難しいです。
特にインドでの宗教対立。
まさに、ヒンドゥー教とイスラム教の対立は、時にテロ事件に発展して、ニュースなどでみなさん知るところですよね。
本作にも、テロのシーンがあります。
このジャグ―とサルファラースの間でも、宗教が大きな壁になります。
そしてひょんなことから、ジャグ―の父親が傾倒している宗教団体の導師が、PKのリモコンを持っていることが判明。
導師はこのリモコンで、未来が予知できると嘘をついている。
PKは純粋な心で色んな宗教の矛盾を付き、結果的にその行動がみんなに広がって、霊感商法的な怪しい団体の摘発に繋がります。
そしてクライマックス!
この導師とPKの討論会が、TVで放映される……。
このある種の宗教団体&信者を揶揄する部分は、多分インドだから描けたと思うし、でもインドで良くここまで描けたなーとも思いました。
てか、アラフィフのアーミル・カーンの全裸に始まり、下ネタもそこそこあります。インドで下ネタ。できるようになったんですねー。
色んな意味でチャレンジャーの本作の監督が、ラージクマール・ヒラーニ。
"きっとうまくいく"の監督さんですね。
ただ、PKが神様を探し祈り、けど願いが叶えられず、色んな神様を探し祈り続ける~♪
っていうPKの今までの生活をジャグ―に語る体で、「神様はどこにいるの?」って歌い踊る冒頭の1時間。
私には、正直しんどかったです。
くどい!あ、すみません。
"きっと、うまくいく"がはまらなかった理由も、そこにあります。くどいんですよ。
でもそのくどい、どんくさい冒頭1時間で、隣のおばさまはずっと爆笑してて。
あれ?私がおかしいのかな?と思っていたら、ラストシーンでは全く同じタイミングで一緒に泣く。
という結果になりました(笑)
あ、すみません。関係ないですね。
悪いやつは悪いという、爽快感もいいですね。たまには。
しかしながらインドでこの内容は、かなり覚悟の要ったことでしょうね。凄いと思います。
そしてヒロイン役のアヌシュカ・シャルマ!
可愛い!手足長っ!こんな輝く笑顔が作れる女優さん、滅多にいないです。
※PK=酔っ払いという意味らしいです。
世界はすぐには変わらないけど。
おおおもしろかった!
楽しくて、笑えて、宗教や神について考えて、ホロリと泣いて、最終的にはあったかい気持ちになって映画館を後にするっていう、まさに年始に見るのにパーフェクトな映画!
しかし、いろんな宗教の人が混ざりあってて生活における宗教の比重が日本とは比べ物にならないであろうインドで、こんな内容の映画が受け入れられたのかな?と思ってパンフを読むと、なんとインド歴代興行収入No.1の記録を叩き出したとのこと。
そうかーインドって私が思ってるよりずっとリベラルな土壌があるんだなーと思って読み進めると、やはりそう単純でもないようで…
最近はヒンドゥー・ナショナリズムと呼ばれる、ヒンドゥー教を国家作りの基盤にしようとする人たちが勢力を伸ばしていて、彼らはイスラム教やキリスト教の信者を排斥しようとしていて、この映画に対しても上映禁止運動が起こったとか。
つまりこの映画の大ヒットは、アメリカでトランプ旋風が吹き荒れる中、大ヒットになった「ズートピア」と同じような構図だったのかもしれない。
かわいい動物たちの姿を借りて人種差別問題に切り込んだ「ズートピア」は大ヒットしたけど、次期大統領に選ばれたのは白人主義者のトランプだった。
映画1本が世界を変えられるほど、世界の仕組みは簡単じゃない。
それでも。
「ズートピア」や「pk」で何かを感じた若者や子どもたち、今まで思い込んでいた常識に疑問を持つようになった大人たちはきっと大勢いる。
すぐに世界は変わらなくても、こういう映画が多くの人に届いて、ひとりひとりが問題意識と向き合うことには大きな意味がある。
「pk」を観て、もうひとつ「逃げ恥」のブームのことも思い出した。
「逃げ恥」が契約結婚という形で、結婚というシステムとは何か?をゼロベースから問い直したように、「pk」は宇宙人からの視点で神とは何か?宗教というシステムとは何か?をゼロベースから問い直す。
そして「pk」「ズートピア」「逃げ恥」の3作品とも、難しいテーマを難しくなく、とにかく楽しいエンターテイメントにしよう!という製作者の気概に溢れているのがほんとに素晴らしい。
それと、ヒロインがめちゃくちゃキュートなのも3作品の共通点。
健康的で知的でセクシーでキュートなジャグーちゃんまじ最強!!
もし日本でリメイクするなら長澤まさみかなーとか考えたり。
ちなみにpk役は草なぎ君かなーと思ったけどどうでしょう。
恋物語は幼稚だけどそのほかが面白い。
京都みなみ会館にてアンコール上映があり、やっと見られました。
そうですね、面白いです。
「きっと、うまくいく」と、どっちがおもしろかったかはわかりません。あれを見た頃よりもインド映画をいくつか見ているので、インド的なアクに慣れているせいもありますし。「PK」のが私は覚醒して見てたかなあとは思います。見所が多くて。
PKのジャグーへの恋から、身を引く流れはあまり沁みませんでした。なんかいきなり取って付けたように惚れたなとか思いました。
鼻すする音があちこちでしてたので、泣いてる人が結構いました。でも私は、ジャグーのために身を引き、サルファラーズとの再会をお膳立てして、優しい嘘で想いは伝えず星に帰ったPKにひとしずくも感動しませんでした。恋愛ものとしては子供っぽく思いました。
サルファラーズとの留学時代のイチャイチャは予定調和すぎと思いつつも良かったです。
よかったのは、宗教への皮肉を含んだ疑問をたくさん提示したことです。思考実験がたくさん繰り広げられていてすっごく興味深かったです。
そしてそれがインド発だというところです。
宗教文化がめっちゃくちゃ入り組んでいて複雑な国で、信仰に別の方向から光を当てた、ということに感動しました。信じる神様が違うことが人殺しのタネになるのはおかしいです、本当に。
PKは創造主はいる派みたいですね。私は創造主さえも人が作ったものちゃうかな派です。確信がないから積極的には言えないけど無神論者かもしれません。でも信心深くて素敵な人たちも知っているし、宗教を否定するつもりはありません。ただ、人が幸せを願って作ったものなのに、人の幸せを阻害するのはおかしいと思うのです。
各宗教の衣装や文化も興味深く見ました。
インドのイスラム教の女性は真っ黒衣装なんだなとか、
白いサリーは未亡人の格好(ヒンズー教?)なんだとか、
シク教以外の人もターバンすんねや、などなど。
あと、ジャグーがいい部屋に住んでるなぁとか(単にうやらましい)、留学先のベルギー・リエージュになんであんなにインド系の人が多いねんとか思いました。
そして、ジャグーめちゃかわいいな、サルファラーズめちゃかっこいいな、PKのギョロ目は見てるこっちも目が乾くな、とか思いました。
ダンシング&シンギングも程よくて良かったです。
2回観てわかったことわからなかったこと
公開初日と先日で2回観た。理解力が乏しいので、2回観てやっと理解(個人的に解釈できた)できたこと、理解できなかったことをツラツラと。
■理解できたこと
(1) pkはなぜ導師様が嘘ついていると気づけなかったのか?
最初観たときは何で気づけなかったのかわからなかったが、pkの星の人達が言葉を使わないコミュニケーションが基本で言葉のやり取りが理解しづらい(アチャー)から、気づけなかったのか、嘘をつくということを知らない人だからそんなことないと思いつかなかったのかと理解できた。
(2) 恋は無駄という歌詞の意味
劇中で「恋は無駄」という歌詞が登場するが、1回目観たときは意味がわからなかった。2回目に観た時にこの歌が恋自体を否定しているのではなく、「異国の人」との恋が無駄だということを歌ったものだと理解した。エンディングの歌詞にも異国とあるし、語り手のジャグーも地球外生命体だから、恋は無理というエピソードがあったし。
(3) なぜpkは討論会に行く気になったのか?
pkは討論会に行く前に3回も大きな失望を怒涛に味わう。1つ目は、導師様自体が嘘をついていて、知らなかったのは自分だけ、ジャグーにも騙されていたという出来事。2つ目は、ジャグーに告白しようとしてジャグーがまだファルファラーンのことが好きだと知ってしまう出来事。3つ目は、アニキがテロにより死亡する出来事。こんなに失望状況で、よくすんなり討論会に行って導師様と戦おうと思えるな、気持ちの切り替えがどのようになっているのか理解できなかった。
ただここで討論会に参加しないと、「異国の(異宗教の)ひととは理解あえない、恋自体が無駄だ、無駄どころが大きなダメージを負うものだ、」という導師様の発言を認めてしまう、ひいては、自身の異国の人への恋も叶わないと認めてしまう。この恋は無駄ではないと信じたいし、何より自身が恋したジャグーに無駄だと欲しくない。皮肉なのは、この恋が成立する前提が異国の人との恋は無駄ではないという証明の先にあることで、自分の恋愛形式は無駄ではないと証明できた瞬間に、フられ、途中リモコンよりも欲しくなったジャグーの気持ちは散り、リモコンが手に入るという展開がなんとも言えない。
■理解できなかったこと
(1) なぜpkはあんなに必死に宇宙船に戻ろうとしたのか
実はこのpkの動機がわからなかった。戻らなければならないというメインストリームの説明が少なかったため、物語に引き込む要素が少なかった気がする。
物凄く期待していたが
前作のきっとうまくいくが最高の映画だったので物凄く期待してたのですが最後の辺りのシーンが結構泣ける場面があったけどあとはそんなに良いとは思わなかったというか個人的に宗教にあまり感心がないので観ててそんなに良い映画とは思わなかったです
インド映画を見ると元気をもらってきたこと、そして何と言っても「きっ...
インド映画を見ると元気をもらってきたこと、そして何と言っても「きっとうまくいく」が大変面白かったので、当然期待して見ました。アミールカーンの50歳を越えたとは思えない肉体と演技には今回も参りました。複雑な宗教問題にも斬り込んできて興味深い内容でした。踊りの場面は少なく若干寂しかったですが、やはりインド映画は楽しいですね。日本映画ももっと頑張らなければですね。
アーミルカーンにハズレ無し!
「きっとうまくいく」からアーミルカーンとボリウッドのファンです。
単なるインドのお笑い映画と思って観ていると、まさかの展開が多々あり、観ている側をガンガン引き付けてきます。
内容は、宗教への疑問というどこの国でもデリケートなトコロをつついていて、とても深い!!これって、神につかえる人が観たらどう感じるんだろうか?(笑)
ヒロインが失恋した件のネタばらしは秀逸!不安があると人は他の何か(=神)にすがりたくなり、そういう人に何かを助言したり諭したりすることはとても重いことなんだと考えさせられました。ましてや騙すなんて最低な行為ですよね!
笑いと風刺と宗教と、強いては世界平和を見事に織りまぜた素晴らしい作品!価値のある2時間半を過ごせました。
“かけ間違い”の真意。笑いに包まれた、宗教の多様性への痛烈な風刺。
【賛否両論チェック】
賛:笑いのオブラートに包みながら、様々な宗教が様々な行いを求めることへの、痛烈な風刺を表現しているのが、斬新で秀逸。長い上映時間を感じさせない展開も魅力。
否:インド映画特有の歌のシーンが多く、上映時間も長め。宗教への皮肉も、好き嫌いは分かれるか。
純粋な異星人のPKが、“神様”という人物が存在すると思って疑わず、様々な宗教の様々な神様を探し続ける姿が印象的です。色々な宗教を“会社”に例えて理解するのも、面白いですね。
しかし当然ながら、神様は見つからないまま、やがて彼が辿り着く“かけ間違い”という結論は、秀逸です。様々な思想から、信者に様々な行いを求める多様な宗教への、痛烈な皮肉が込められているようです。これには批判もありそうですが、それを笑いのオブラートに包んで体現しているのには、説得力があります。
インド映画特有の歌や踊りのシーンが突然登場したり、上映時間もかなり長かったりするので、好みは分かれるかと思いますが、クスッと笑える中にも痛烈な風刺を織り込んだ、興味深い作品です。
●やさしい嘘と時間の無駄ってステキだ。
「きっと、うまくいく」の高いハードルをモノともせず、相変わらず世の不条理に鋭く切り込む。マイケル・ムーアとは違う形でね。今回のテーマは宗教問題。でも重くない。期待を裏切らない。
この監督の作品の真骨頂は、ズバッと真理を主人公に語らせる点だ。神様がいっぱい。カラスはネクタイしない。もちろんターバンもね。
なるほど。人類進化形の宇宙人は心を読む。だから嘘をつかないんだね。でも、やさしい嘘も、時間の無駄も、人類には必要だ。AIにはないでしょ。そんな声も聞こえてきそうだ。
かと思えば、兄貴はノリノリで踊る。大のオトナがああやってニコニコ肩ゆらして踊るって、いい文化だなと常々思う。しかも今回はダンシングカーから調達した制服着ると、金もらえるって、トンチが効いてるよね。
人類はモノ凄い勢いで発展しているけれど、インド映画が長時間なのは、それだけ心に余裕があるってことなのかな。たいがい途中ですこし寝ちゃうけど、それもなんだか気持ちいい。これも時間の無駄??
恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞。12月の金曜日、街はイルミネーション...
恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞。12月の金曜日、街はイルミネーションでクリスマスムード。久しぶりに降りた恵比寿駅。上映時間が3時間くらいあり、駅前の立ち食い蕎麦屋で腹ごしらえ。準備万端。ずっと観たかった映画だったし、映画館で鑑賞できて良かった。この映画、まさか泣いてしまうとは思わなかった。純粋に感動した。生きる事の本質を問う映画だった。インド映画らしいコミカルなダンスや音楽も良かったけど、やっぱりテーマがいいなって思った。苦しい時って右も左もわからないって状況は誰にでもあるからこそ、何が正しいかとか、生きる事についてとか、色んな物事について、常にアンテナはって、真剣に考えていかなきゃいけないなって思った。 本当に良い映画観たなって思う。笑えて、泣ける映画っていいな。PKって、酔っ払いって意味だったんだね。なんか良い映画観たから、一駅分を歩いて、ゆっくり余韻に浸りました。
絶対お薦め
前作「きっとうまくいく」と変わらなく秀作。
宗教というタブーになりそうな題材をコミカルにラブストーリーも入れて仕上げたお薦め映画!pkの言動に笑い、ラブストーリーにほっこりしつつも、宗教、神様について考えさせられる素晴らしいストーリー展開。
間違いなく世界中の人に見てもらいたい作品です!
宗教指導者に見せてどんな感想を持ったか是非聞いてみたい。
やはり日本人には難しいところもあるが、それを押しのけるぐらい楽しい映画
ボリウッドの超初心者です。たぶんインド映画自体初見。笑いは規範をズラしたところに起こるから現地の社会規範を知らないと笑うのは難しい。しかしモブキャラであってもキャラに濃さが有ったのであまり笑うことはできなかったが楽しめた。
宗教(偽)の愚かさ、滑稽さを描く点としてテーマ設定はOK。世界中で通用するテーマ。日本人の僕でも感情移入できた。序盤の何気ないシーンが後の伏線になっていたりしてストーリーの作りも良かった。後半少し泣かされてしまって、歳を取って涙腺の弱さを噛み締めるもそこはちゃんと感動していたということなのでひねくれずに評価するべき点。
ただ、いかんせん僕がインドにも行ったことが無い日本人ということなのでその僕から見て面白さがよくわからない点があった。現地の人はこれで大笑いしたりできたのだろうか?と考えてしまう。おそらく現地の評価はかなり高い思うのだが星5を連発するような大絶賛映画だったのかはわからない。
インド映画お約束のミュージカルダンスにしても僕からすれば特に必要性の無いノイズだよなぁという感想。特にインドに思い入れがあるわけでもない、インド大好きでもない一般的日本人がインド映画を楽しむ限界かと思う。たぶん歌の楽しさとかは字幕では伝わらないんだろうなぁ。
そういうところがあって星は減らしたが、面白い映画であったことは間違いない。ヒロインも滅茶苦茶魅力的だった。ヤバいぐらい気に入りました。そこらにある金はかかってるかもしれないが凡作ハリウッド映画より間違いなく上の評価です。
掛け間違いはどこから?
宗教大国のインドで宗教問題を提示した映画。
す、すごい。
問題を指摘しつつ、批判しつつ、否定はしない。
主人公を人間外と仕立てるところも秀逸。
神様はどこにいるの?
僕はどの神様にお願いをしたらいいの?
最後には答えをしっかりとくれる映画もなかなかない。
見終わる頃には涙が流れてました。
満腹指数が高く、とてもいい映画です。
素晴らしい!!
非常にデリケートだけど、すべてを司るこの問題を“宇宙人”をとおして巧妙に描いている。
「きっと、うまくいく」同様
根本はかなりの社会派なのに、笑いと感動を交ぜることでエンターテイメントに仕上げるラージクマール・ヒラニ監督は本当にスゴい!!
そして、やっぱりアーミル・カーンは
ホントにすげぇ!!
社会派のエンタメ
インド映画らしく、歌って踊って。SFだし、ラブコメだし、笑って泣いて。
でも、観た人が泣けば成功と思ってる映画じゃないと思うんです。
根底にあるのは現代の社会問題。宗教(に限らず、思想とか民族とか国とか…)が、人々を引き裂き、傷つけることへの怒り。人と人の絆に対する強い信頼。
なぜ今、この映画を作ったのか?
何を伝えたいのか?
がはっきりしてる映画が好きなので、満足でした。
でも「きっとうまくいく」の方が好きかなぁ
だから4で。
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