アデライン、100年目の恋のレビュー・感想・評価
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共白髪になるまで
宇宙で起きる些細な出来事が、時にひとりの人生を変える。まさに天文学的な確率の偶然が重なり、アデラインは年を取らなくなった。この設定はSFっぽいが、内容はラブストーリー。
容貌のことを周囲から疑われないようにするため、名前も住処も変えながら、孤独に生きるアデライン。娘がいるが、離れて暮らさざるを得ない。今や娘なのに、見た目は祖母。唯一の癒やしはペットの犬。美人でスタイルも良いのでモテるが、彼氏は作らない。そんな彼女にグイグイ迫っていくエリス。はじめは相手にしなかったアデラインだが、知的でスマートな彼に徐々に惹かれていく。
人付き合いもせず、時間がたっぷりあって、脳細胞も衰えなければ、人間の脳はかなり知識を蓄えられるんだね。100年におよぶ出来事を記憶できるし、言語も手広く習得。うらやましいような、そうじゃないような…。だけど、体の傷跡は消えない。そこがたったひとつの、年月が刻まれたものだった。
白髪を見つけて喜ぶ、その心境を想像すると、やはり普通に老いていくのが、一番幸せなんだと思える。
BS松竹東急の放送を鑑賞。吹替版。
いや、アデラインみたいに美しいのなら、私は永遠をとるかも?
まず、アデラインは美しいです。メー○ルみたいです。
その美しさと立ち振る舞いと衣装とヘアスタイルをうっとりと見るだけでも、この映画は価値があると思います。
メー○ルと1000年○王に憧れた私としては、あの美貌で永遠に生きることができたら、私は永遠を選ぶかも知れません。
ただ、人生を折り返ししている私からすると、恋愛って疲れるし、100年も生きてきて恋ってするのかしら?
人生経験は豊富だから、20代の若者なんて赤ちゃんすぎて眼中入らないかも知れません。
実際、我が子と同じ歳の子をみても普通ときめかないし、ときめいたらある意味やばいかも知れません。
それはアデラインが若いままだからときめくのかな?とか考えました。
そして、時を経て恋人になった恋愛対象が親子同士だった時点でちょっと引きました。
その設定はどうにかこうにか変えられなかったのかと思うところです。
親子だな、と変なことを考えると、物語そのものに集中できなくなります。
外国だからその設定はアリなのか?とか考えて頭がぐるぐるしそうです。
この映画が言いたいのは、「一緒に年を重ねることの大切さ」だと言うことはわかるしそれが生きると言う事だと言うことでしょう…。
恋愛の描写も美しいですし、恋っていいなあって思いますがね。
でも、やっぱり永遠に美しくいられるなら、それに越したことはないです。
命とは、幸せとは…
愛する人と一緒に歳を重ねられないのって本当に辛いことだと思います。
ペットの犬が亡くなる度にアルバムを見返し、自分の恋人や娘、友達、知っている人がみんな自分より先に死んでしまっても、自分だけは永遠に生き続けなければいけない現実を突きつけられるアデライン。
まるでゴールのないマラソンみたいに地獄です。
その辛さを誰にも打ち明けられないまま100年近く過ごしてきたアデラインの気持ちを思うとどんなに苦しかっただろうと切なくなります。
ただの純愛物語ではなく、命の尊さや歳を重ねることの素晴らしさを伝えている物語でもあります。
誰もが必ず歳をとって亡くなるからこそ、今この時を大切に生きなければいけないと改めて感じさせられます。
そして、彼女の葛藤や涙を観ているうちに、思わず彼女の恋を応援したくなってしまいます。
また、それでもいいから一緒に人生を歩んでいきたいとお互いに思えるような真実の愛って観ていて本当に美しいです。
清々しく、余韻に浸れる作品です。
ユッキーナ
個人的には、アデラインは交通事故から生き返らないままで、
切ないストーリーでも良かったかなぁ。
美人で知的でスタイルも良ければ、親子で惚れるよね。
アデライン役のブレイク・ライヴリーの口元がユッキーナに似ていた。
不老不死ってやはり悲しいもの
そうか、こういう話とは知らなかった。
かつて皇帝たちが血眼になって探し続けた不老長寿の薬も、回りの人がどんどんなくなってしまう悲しみまでは予想できなかったな。自分の回りだけが年老いて行くのは、辛い。
人間じゃない何かが数百年生きてる話だと思ったら普通の人間だった。 ...
人間じゃない何かが数百年生きてる話だと思ったら普通の人間だった。
エリスにカミングアウトする場面とか結構重要なシーンだと思うんだけどすっ飛ばされてて「えっ…」ってなった。
せめてリアクションぐらい見せてくれ。
登場人物それぞれにもっと戸惑いとか葛藤とかいろんな感情があるはずだけどその辺はあまり描かれず。
そのぶんロマンチックラブストーリーとして見ればいいのかもしれない。
Ellen Burstynがすごい
Blake Livelyの美しさに終始引き込まれます。
ストーリーも面白い。
何より脇役ではありますがEllen Burstynの最後の『He knows...』のところの表情、演技が最高に良かったです。
彼女のこれまでの想いが表れていてあのシーンだけでぐっと泣ける。
ファンタジーかと思ったら…
100年以上も歳を取らないという設定から、非現実的なファンタジー要素が強いのかと思ったら違った。
しっかり原因というか、きっかけはあっておかげで分かりやすかった。
相変わらず綺麗で、モテモテなんだなぁと。
一緒に居たいけど居られない。逃げたくないけれど、逃げ出したくなる。
好きになっちゃだめと決め込む。ひっそりと暮らす。
なかなか切なかった。
ただ、やっぱり逃げない!と決めた瞬間の展開はありきたりでした。笑
でもハッピーエンドで良かった。
共に老いていくことの幸せ。
シワが増えたり、たるんできたり……年を取れば当たり前に起こることで嫌だなぁと思っていたけれど、この映画を観てそういう変化を共に楽しんで歩んでいける人に出会えたらなと思った。
アデラインは美しいから永遠にそのままでいても良いんじゃないかなとさえ思ってしまったが(笑)
愛する人が自分より長生きすることはないと初めから分かっていることほど辛いことはないんじゃないかな。今まで何匹も犬を見送ってきたり、ずっと一緒にいたいと思える人に出会っても、秘密を話すことなく突然姿を消してきたことを考えると疲れてしまうと思う。
娘との時間も、本当ならもっともっと一緒に楽しい時間を過ごすことが出来たはず。
エリスはちょっとストーカーに近いような行動をしていたけれど、アデラインも好きになったら問題なし(笑)
ハリソンフォード演じる父親も、あまりにもそっくりな女性に会ったら動揺するのも仕方ない。結婚40周年を迎えたということも、アデラインが年を取らないこととの対比になっていて、益々苦しくなった。
父親と同じ人を好きになるというのも運命的。息子の背中を押してあげていたのも良かった。
今まで誰にも話せなかった秘密も、言ってしまえばあっさり言えて良かった。ハッピーエンドで幸せな気持ちになりました。白髪が生えてくることも悪いことではないと思わせてくれた。
ブレイクライブリーがとても美しく、観ていて飽きない映画でした(笑)
時間というもの、年齢というもの
たんなるラブストーリーではなく、
深い。
女性なら誰でも、いつまでも美しく、老いなければ、、と願う。
しかし、実際にそんな人生がゆるされて、100年も人生があったら、どうなるか。
100年も人生があると、昔の彼の息子とも愛し合ってしまったり。
非常にややこしいことになる。
最後のシーンで、ヒロインが、鏡を見て、はじめて自分に白髪が出たことに気づく。
そのときの、やすらかな表情がとてもいい。
時間が過ぎること、歳をとること、消えて行くこと、みな神様からのプレゼントだ、と思った。
自然な人体に戻ったアデラインは、きっと、40代、50代と、彼としあわせに年齢を重ねて行くのだろう。
最後までドキドキ
ブレイク・ライブリーが好きです。
やはり美しい。
途中これがエンディングなのかと思うシーンもあったが、ハッピーエンドで終わってくれて、良かったです。
余韻もありました
ブレイク・ライブリー可愛すぎる💗
恋愛SFか。とあまり期待せず暇つぶしに鑑賞。
ブレイク・ライブリー見たさに見ただけでしたが
不覚にもホロリ。
オチも予想ついたけど、良かったです!
ブレイク・ライブリー可愛いし❤️
こんな気持ちいいなーと気持ちも新鮮なかんじに!
ただ彼氏の家行ったらお父さんと昔色々あったやーんみたいなんめっちゃ嫌。
と思いました!
お母さんも微妙やろ!そりゃ!
歳をとらない女性
事故によって歳をとらなくなった女性が、政府に追われるのを恐れて、身分をかくし100年を過ごす。
偶然、昔の彼に逢い、身元がばれてしまうが、二度目の事故で普通の体に戻る。
孤独で寂しい人生。やっぱり、人は誰かと一緒じゃないと生きてるいけないな。
ファンタジー‼︎
不老不死にのる理由がファンタジーすぎる(笑)
マジか‼︎
そして不老不死が終わるシーンは想像できたけど、
不老不死になった電流より小さすぎはしないか...
これをファンタジーと言わずして何という(-。-
それ以外は楽しめた♪
バレる瞬間も逃げるのをやめる人生も共感できし、アデラインが素敵な女性だと思えた^ ^
娘と歳が逆転してるし、娘を先に看取らなければならない人生も嫌でしかない...
その前に不老不死が終わって伴侶も出来てハッピーエンドで終わって、最初から最後までファンタジー♪♪
この終わり方は嫌いじゃない\(^^)/
美しい女性
ミステリアスでエレガントな主人公に
釘付けになりました!
この映画を見て
老いることよりも
老いることが出来ないことのほうが
ずっと辛いのだと感じました。
愛したくても愛せないというのが
苦しくも切なくもありましたが
最後は幸せな終わり方で
感動しました。
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