「時間というもの、年齢というもの」アデライン、100年目の恋 ゆっこさんの映画レビュー(感想・評価)
時間というもの、年齢というもの
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たんなるラブストーリーではなく、
深い。
女性なら誰でも、いつまでも美しく、老いなければ、、と願う。
しかし、実際にそんな人生がゆるされて、100年も人生があったら、どうなるか。
100年も人生があると、昔の彼の息子とも愛し合ってしまったり。
非常にややこしいことになる。
最後のシーンで、ヒロインが、鏡を見て、はじめて自分に白髪が出たことに気づく。
そのときの、やすらかな表情がとてもいい。
時間が過ぎること、歳をとること、消えて行くこと、みな神様からのプレゼントだ、と思った。
自然な人体に戻ったアデラインは、きっと、40代、50代と、彼としあわせに年齢を重ねて行くのだろう。
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