「母より町子と暮せば」母と暮せば Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
母より町子と暮せば
『父と暮せば』(2004年公開)で曖昧だった幽霊の設定が、少しだが明らかになった。
見どころは演技、方言、音楽。生活感を見せるのが上手い監督なので、リアリティがある。
序盤のカメラワークはとても良かったが、中盤以降はマンネリぎみで眠くなった。
『父と暮せば』よりもキャラクターの魅力はダウン。
以下、登場人物に対する感想。
浩二(二宮和也)...マザコンっぽくて好きになれない。幽霊の服装が変わるのは嫌だ。
伸子(吉永小百合)...いつからクリスチャンなのか、戦争中はどう過ごしていたのだろう。
町子(黒木華)...浩二が姿を見せて町子と暮す展開になるのかと一瞬頭をよぎった。
黒ちゃん(浅野忠信)...松葉杖以外のビジュアルが『父と暮せば』と同じだが嬉しくない。
ラストの合唱の映像が氣持ち悪いし、ビルマで戦死した人達のシーンが怖かった。
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