悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46のレビュー・感想・評価
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悲しみの忘れ方とは
梅田で「悲しみの忘れ方」を鑑賞
現代アイドルは少女たちにかかる負荷が半端なく、それを残酷ショーとしてエンターテインメントに昇華したのがAKBのドキュメンタリーだったが
乃木坂は危うく脆く儚い印象
それはこの映画でも少し出てきたAKBの高橋みなみの存在
ナチュラルボーン主人公生駒はいるが、乃木坂にはグループを支える屋台骨が存在しない
だから頼りなく、AKBのような強さがない
それをSKEから兼任してた松井玲奈はしっかり見抜いて「透明」と表現したのか
1stアルバムのタイトルが「透明な色」ってのはこういうことなのかな
AKBとははからずも全く異質な存在となった乃木坂
だから彼女たちは悲しみの忘れ方を知らない
一人一人が見つけて行くしかないんだ
そしてこの映画が彼女たちの母の視点というのが、悲しみの忘れ方=自立というテーマなのかもしれない
そんなことを思いながら今後も乃木坂ファンとして支えたいなあと思った
過去の同系では間違いなくナンバー1
構成がうまかった。
基本的に生駒、西野、白石、橋本、生田の5人のみだったが、その5人の照準のあてかたが上手かった。
その他、松村や若月のスキャンダル、センター交代など意外と深く掘り下げていた。
映画と見ればとてもおもしろく、エンドロールまで楽しめたが、ほとんどのメンバーが取り上げられていないのが残念。
秋元の復帰や、松井、生駒の兼任、堀を含めた2期生についてはもっと深くやってほしかった。
1年後のTV視聴で良かった。
母親の言葉を西田尚美さんが語るのだが、声にメリハリが無く、平坦な音程で、聞いているこちらが疲れてくる。
乃木坂に入る前と入った後の変化が大半をしめる。
真夏選抜入り、橋本神宮出れず、松井入り、紅白出れず、などなど、乃木坂に入ってからの、多分メンバーが葛藤したであろう部分をもっと深くやって欲しかった。
紅白出場ならずのシーンは、乃木坂好きなら知っている、あの泣きから始まる。その前からが無く、情報も薄い。
乃木坂に入る前のメンバーに親近感が湧くほど、想像豊じゃ無いから、どうしても、入る前と入ってからの変化を伝えられても、苦労は理解出来ても、感動が少ない。
つまらなくはなかった。しかし、アイドルのドキュメンタリーとしてあり...
つまらなくはなかった。しかし、アイドルのドキュメンタリーとしてありきたりで、想像ができる展開。自分を変えるためにアイドルになり、色々な困難にぶつかりながら成長していく乃木坂メンバーの姿が、母親たちのナレーション(母親の言葉をナレーターが読んでいる)を通じて描かれる、ジャンプ的ストーリーだ。MVを撮っている監督らしく、スタイリッシュで綺麗な画が挿入される。しかし、それも少し鼻についてしまった。
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