劇場公開日 2015年2月7日

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「インドネシア産らしからぬ、いろんな意味で無理無理な駄作」SARAH サラ よねさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0インドネシア産らしからぬ、いろんな意味で無理無理な駄作

2015年2月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

残念ながら凡作でした。だいたいこの邦題、この内容で『ターミネーター』好きを取り込もうというのは無理があると思います。アクションは割とかっちりしていて、カット割りも細かく紛れもないプロの仕事ですが、引きのカットがないので何をやっているのかがイマイチ伝わりません。そもそもインドネシア映画なのでシラットを前面に出すべきだと思いますが、こじんまりとしていてダイナミックさが微塵もない。さらには親子愛にもサッパリ力が入っていないのでキャラに感情移入出来ない。唯一冒険しているなと感心したのはビートルズのアノ曲を使っているところ。多分無許可なのではないでしょうか。全然お話的に重要でも何でもないところで見せるチャレンジ精神はわざわざスクリーンで観るものではありませんでした。

よね