「庵野監督の好きを詰め込んだ作品」シン・ゴジラ キウイジャムさんの映画レビュー(感想・評価)
庵野監督の好きを詰め込んだ作品
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ゴジラが海から現れ東京を襲撃、それを撃退する大まかなあらすじは初代と同じだけれどそれに政府の対応、外国の関係などが絡んでくるのは現代的でリアルだなと感じた。
ただ見ていて思ったのが、
爆発音やゴジラの鳴き声が昔の特撮
白く仰々しいテロップは激動の昭和史沖縄決戦
粛々と進む会議の場面が切り替わり荒々しく避難する民間人と切り替わる場面は日本のいちばん長い日の玉音放送を録音する天皇と出撃する飛行機の場面
ゴジラの放つ一刀両断する熱線は伝説巨神イデオンの光の剣
庵野監督が好きな作品のオマージュが随所にちりばめられているなと感じた
その一方で自身の作品”エヴァンゲリオン”の音楽も使われていたのは、ファンに対するサービス、あるいは自分もここまで力をつけてきたんだという自信の表れなのかいろいろと勘ぐってしまったけれど、作戦が成功するか・・・登場人物たちが葛藤し緊迫する場面にあってるなと思った。
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