「目が点…」映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃 かさでみーさんの映画レビュー(感想・評価)
目が点…
かつて、野原一家はヤキニクを食べるだけで騒動に巻き込まれた。他にも成り行きで騒動に巻き込まれる事は多々あった。
今回は引越し。ついに春日部から野原一家が去ってしまう。これは何か騒動に巻き込まれる予感プンプンだ。
引越しの作業中、謎の組織が野原一家の荷物に大切な物を隠す。それを知らずに引越し作業は進み、みんなとお別れ。した途端、謎の組織と鬼ごっこが始まり、騒動が始まる!と思いきや・・・
引越しは難なく終わり、引っ越し先のメキシコで騒動にって、おいおい!タイトルの引越しはこれだけかい??リアルな引越しを描いたのか??
後半に展開されるサボテンとのトレマーズ的な騒動と、引越しがまるで水と油で混ざり合う事なく、別の作品かと錯覚してしまう。
じゃあ、このトレマーズ的などうなのかと言えば、退屈なのである。サボテンの攻撃パターンはワンパターン。逃げ惑う人々の個性もなく、緊張感は皆無。野原一家の個性発揮はいつも通りだ。
あれ、この監督、長編アニメは作れるけど、映画という物は作れないんじゃないのか、ドラマの延長にある劇場版のように。愛もなけりゃサービス精神もない。
そりゃ23作品あれば神回もあれば駄作もある。ただ監督、脚本が変わる度にここまでクオリティに差が出るのかと思いしる。
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