「心温まる師弟父子SFファンタジー。ただ傑作ではない」バケモノの子 willstrongさんの映画レビュー(感想・評価)
心温まる師弟父子SFファンタジー。ただ傑作ではない
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期待しすぎたのでちょっと辛口目に
正直なところ傑作とまでは言えない
まず、吹き替え
宮﨑あおい 染谷将太 広瀬すず こいつらはだめだ
経験の差なのか、声と絵がしっくりこない
役所広司 大泉洋 津川雅彦 リリー・フランキー うますぎる
本当にキャラとぴったり 完璧な配役
内容は、盛り込みすぎた感が拭えない
母との死別で悲しい過去を背負い、多感な青春時代と引き換えにバケモノとただ強くなるためだけに費やした時間、生き別れの実父との再会と、心惹かれる楓との出会い、人間らしく生きたいという欲求の芽生え、人の心の闇。
これほどの中身に醍醐味のアクションや心を通じ合うまでの過程を含めて2時間ちょっとでは、到底収まらないだろう
別れや切なさの描き方は好みなのだが、最後の渋天街に楓が訪れてハッピーエンドの箇所で大学受験の話は冷めた。楓自体バケモノとの友情がぼやけるため不要と思えてくる。
なんだか前半面白い内容だったので、惜しいといった感じ。
個人的に、サマーウォーズ>時かけ>バケモノ>おおかみこども かな
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