「何を伝えたかった?」バケモノの子 りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
何を伝えたかった?
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鑑賞後、???な箇所が多いので、またある程度時期が空いたらもう一度観たいと思いました。(同じように?を感じても、もう観たいと思わない映画の方が多いので、興味は湧きました)
物足りないのは、熊鉄の魅力を表現しきれてないことや、結局バケモノって何?な所です。
バケモノの存在意義が分からないから、この映画に入っていけない。
バケモノの世界ももっと表現すべきだったと思います。
子供が鑑賞後、「バケモノになりたい!」って言わせる映画にして欲しかった。
その辺りが不透明なので、最大のテーマである熊鉄との親子愛もピンと来ず…。
少々熊鉄の生い立ちを知って、それだからそうなのね…と思うくらい。
あとは、ライバルが人間なの一目瞭然で分かる!分かるよ!ってか、これでバレないってどうなってるの…?
真実を隠して誤魔化して、育てるのはよくないと分かりました。
久太が人間と出会い、すごい勢いで人間に惹かれていくのは、育ての親がいるのに子供が実の親に惹きつけられるのと似てますね。
もっとその際の熊鉄の葛藤が観たかったです。
熊鉄と一心同体になって人間界で生きていくと決めた久太ですが、それで…??話の終着点がよく見えないラストでした。
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