「期待外れ」バケモノの子 ELIYさんの映画レビュー(感想・評価)
期待外れ
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結構、評価が高くて
期待していたのだけど...
映画館で観たら映像は
鯨のところとか迫力もあったから
綺麗だっただろうな〜
けど色々と疑問があった。
①九太は8年間も九太として
過ごしてきたのに
名前を"蓮"と名乗ったシーン
急に名前を聞かれたら
"九太"と出るものではないかな?
または聞き慣れた名前で偽名!
出なかったということは
その名前に愛着もなく8年間過ごしていて
また、逆に"蓮"に固執していたんだなと
うかがえた。
②熊徹との関係
親子、兄弟、師弟関係...様々とみえるように
していた筈だけれど
熊徹との関係をハッキリ自覚して
大切だったと思わせるシーンで
熊徹の扱いが雑すぎる。
九太の心境に共感ができなかった。
それと共に九太の成長もあまり描写がなく
何を思って成長したのか、という事もなかった。
だからなぜ、戦闘シーンで
自虐的心境になったのか、とか
そういうところでも共感は得られなかった。
③キーパーソン
楓はキーパーソンだったはず。
色んなシーンで九太を支えてきているけど
キーパーソンにするには弱かった。
闇を閉じるシーンでも弱い。まだ熊徹が弱々しいなりに声を出すとか、そっちの方がまだ良かったな。
そして戦闘シーンでは、何も知らない筈なのに
一郎彦に"闇に負けたあなたに"というセリフ
そんな言葉が出てくるなんて...
私には理解すら出来なかったよ。
まだあるけれど...
この映画は観客に綺麗に思わせようという意志が
強かったように思う。
だから理解してないところに、こういうシーンを
いれたら理解してもらってると感じるだろう的な...?
観てて不愉快になった。
☆2つでもつけすぎかなって思う。
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